都心の主要ビジネス街やディズニーリゾートにもほど近い江戸川区葛西は、首都圏近郊の「住みたい街」として根強い人気を誇る穴場の生活タウンです。環七通りも走る葛西駅周辺には、たくさんのスーパーやコンビニ、ホームセンターが集まり、多くのファミリー世代に支持されている人気のエリアです。
そこで今回は、そんな葛西駅周辺で定期利用できるおすすめ駐輪場を紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較・ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年9月9日)
※もし定期の順番待ちのあいだ一時利用をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。
【葛西駅】定期駐輪場まとめ(一覧マップ・料金リスト・各駐輪場データ)
【葛西駅】おすすめ定期駐輪場3選
➊ ❷ 葛西駅 西口/東口 駐輪場
葛西駅前にある区営の地下駐輪場は、東西合わせて1万台に迫る規模の自転車施設として有名です。環七をはさんだ駅前広場には複数の出入り口が設置されており、特に定期部分は国内最大級の最新地下タワー式であり、地下に昇り降りする必要はあるものの、収容口での操作・出し入れは10~20秒で済みます(後述動画参照)。天候はもちろん防犯面での心配も全くないことから、治安面で少し不安な葛西エリアでは頼れる施設と言えます。
屋内外 | 屋内(地下タワーツリー式) |
営業時間 | 4:30-25:00 |
台数 | 西口 自転車約4500台(うち一時利用852台) 東口 自転車約4900台 (うち一時利用675台) |
住所 | 東京都江戸川区中葛西5-43/6-3 |
自転車/一時 | 2時間無料 1日100円 ※ |
自転車/定期 | <一般> 1か月 1880円 3か月 5130円 <学生> 1か月 1050円 3か月 2830円 |
電話 | 東口地下 03-3804-2038及び0120-356-621 西口地下 03-3804-2037及び0120-356-621 |
備考 | 一時利用及び規格外の定期車両はラック収容 ※25:30を過ぎると料金加算 |
❸ 葛西駅東2号駐輪場
駅東側の高架下にある2階建ての区営駐輪場ですが、2階は混雑時に臨時開放される予備施設となっています。葛西エリアでは原付の定期利用を引き受けるメイン施設でもあり、地下への昇り降りや機械式が苦手な方の自転車定期にもおすすめです。また機械収容ができない自転車規格の方は、ラック区画かこちらの施設を検討する形になります。
屋内外 | 屋外(高架下) |
営業時間 | 4:30-25:00 |
台数 | 合計400台 (自転車一時206台/定期台数不明) (原付バイク一時51台/定期台数不明) |
自転車/一時 | 2時間無料 1日100円 |
自転車/定期 | <一般> 1か月 1880円 3か月 5130円 <学生> 1か月 1050円 3か月 2830円 |
原付バイク/一時 | 50cc以下 1日210円 自動二輪 1日320円 |
原付/定期 | <一般> 1か月 3770円 3か月 10270円 <学生> 1か月 3150円 3か月 8380円 |
住所 | 東京都江戸川区東葛西6-19-1 |
電話 | 03-5667-1997及び0120-356-621 |
備考 | 定期は50cc以下のみ |
【葛西駅】定期駐輪場の申し込み方法や空き情報!
葛西駅周辺の月極駐輪場は、いずれも区営の施設になります。
申し込みは各駐輪場の現地事務所で受け付けていますが、高架下の東2号施設(❸)に関しては東地下(❷)で併せて手続きを行っているので注意ください。また東西の地下駐輪場は機械収納式のため、適合車両かどうかを検査する車検があるので、自転車も持参する必要があります。
なお新規登録の受付期間は、前月20日~月末の6:00~22:00になります。コロナ流行前の時点では、地下駐輪場は比較的空きに余裕が見られましたが、東2号駐輪場(❸)は順番待ちになるケースがほとんどでようでした。そのため、こちらの希望申請は月末に限らずいつでも可能でしたが、コロナ禍以降は状況が変わっているかもしれません。
なお今もふれたように、コロナの影響により感染流行前と比べて定期事情は大きく変化しています。空き状況や募集方法などは今後流動的に変わることも予想されるため、必ず自治体や管理会社の広報紙・ホームページ等で最新情報をチェックするようにしてください。
まとめ
葛西駅は、なんといっても国内最大規模のハイテク駐輪場(❶❷)が整備された駅として知られ、その合計収容力は1日あたりの駅利用者の10%を想定した1万台に及ぶキャパシティを有しています。
そのため、かつては歩道などの各所に散らばって設置されていた駐輪スペースも駅前にすべて集約されましたし、特に機械式施設での出し入れは10数秒程度で済むなど、定期環境も良好なエリアに生まれ変わっています。
<地下駐輪場の使い方>
また駅裏エリアにあたる線路北側には定期ポイントがほとんどありませんが、地下駐輪場の出入り口は環七ガード下などにも配置されているので、それほど不便感は少ないはずです。
また原付のメイン施設でもある高架下の2号駐輪場(❸)は駅からは少し離れてはいますが、線路両側から使える貴重な定期施設として重宝するはずです。
なお残念ながら50ccを超えるバイクの月極施設は、今回の調査では見つけることができませんでしたので、以下のような民間の月極ガレージを検討してみるといいでしょう。
※株式会社バイクパークより
乗入れ路線:東京メトロ東西線
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