「小江戸」の愛称で親しまれる蔵のまち・川越は、人気のショッピングスポットをかかえる商業の街としても活気にあふれています。また風情豊かな環境に加えて、都心各主要部へダイレクトアクセス可能な3路線駅が隣り合う交通利便性から、近年では「住みたい街」としても人気が急上昇しているエリアです。
そこで今回は、玄関口のひとつである川越駅周辺で定期利用できるおすすめ駐輪場を東口・西口に分けて紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較・ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年7月2日)
※もし定期の順番待ちのあいだ一時利用をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。
【川越駅】定期駐輪場まとめ(一覧マップ/料金リスト/各駐輪場データ)
【川越駅 東口】おすすめ定期駐輪場2選!
❶ 川越駅東口自転車駐車場
駅正面エリアの町なかにある立体駐輪場であり、実質的に東口側で唯一の定期ポイントであり、自転車・原付ともに川越駅周辺でもっとも受入れ台数が多い施設になります。東口側は西口に比べて自転車料金相場が少し高い傾向にありますが、それでも屋根がない屋上などはひと月1000円程度で利用することができます。なお市営施設の原付区画は、いずれも屋外スペース(同料金)になります。
屋内外 | 屋内(屋上屋根なし)/屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車2490台 原付75台 |
自転車/一時 | 1日150円 |
自転車/定期 | <1・2層> 1か月 2500円 3か月 7000円 6か月 13000円 <3層> 1か月 2000円 3か月 5400円 6か月 10200円 <屋上> 1か月 1000円 3か月 2700円 6か月 5100円 |
原付/一時 | 1日250円 |
原付/定期 | 1か月 3000円 3か月 8100円 6か月 15300円 |
住所 | 埼玉県川越市菅原町22-12 |
電話 | 049-223-6057 |
備考 | 50cc以下 |
❷ TERIOS MONTHLY123 脇田町月極駐輪場
アトレマルヒロ裏手の路地奥にある穴場の定期ポイントなのがこの民間駐輪場です。砂利敷きの施設なので天気の悪い日は足元が悪くなりますが、二種以上のバイクも契約できるのは川越駅周辺ではここだけです。また原付なども市営と比べて割安ですし、平場条件なら自転車も市営より安上がりなので、無人の青空スペースでもかまわない方はこちらを検討下さい。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車36台 原付バイク19台 |
自転車/定期 | 1か月 1500円 |
原付バイク/定期 | <50cc以下> 1か月 2500円 <125cc以上> 1か月 3500円 |
住所 | 埼玉県川越市脇田町17-14 |
電話 | 049-229-3000 |
備考 |
【川越駅 東口】その他の一時駐輪場
❸ 辰巳自転車預かり所
こちらの駐輪場は、直接電話や現地で利用条件・空き状況をお確かめの上ご利用ください。
屋内外 | 屋外(屋根あり) |
住所 | 埼玉県川越市菅原町7-36 |
電話 | 049-222-0499 |
備考 | 詳細要確認 |
【川越駅 西口】おすすめ定期駐輪場4選!
❶ 川越駅西口第二自転車駐車場
東口に比べてこれまで施設・店舗が少なかった西口側は、主に通勤・通学者定期を目的とした立体施設が駅よこに複数あります。このうち南側の線路沿いに立つこちらは、距離的に言うと西口にもっとも近い自転車定期ポイントになります。最近では「U_PLACE」に定期利用もできるきれいな屋内駐輪場(❹)が新設されましたが、なるべく割安で駅チカな施設が希望なら、こちらの屋上などは特におすすめスペースです。
屋内外 | 屋内 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車1169台 |
自転車/一時 | 1日100円 |
自転車/定期 | <1・2層> 1か月 2000円 3か月 5400円 6か月 10200円 <3層> 1か月 1000円 3か月 2700円 6か月 5100円 <屋上> 1か月 800円 3か月 2160円 6か月 4080円 |
住所 | 埼玉県川越市脇田本町39-66 |
電話 | 049-247-0284 |
備考 |
❷ ❸ 川越駅西口 第一/第三 自転車駐車場
東口に比べてこれまで施設・店舗が少なかった西口側は、主に通勤・通学者定期を目的とした立体施設が駅近くに複数あります。このうち駅北側の踏切わきにある第1(❷)はエリアNo.1の自転車施設であり、最近ではさらに原付スペース(屋外)もある第3(❸)が隣に増設されています。施設2階からはアトレや東口とつながる歩行デッキも接続しているので、むしろ何かと便利な東側との行き来がしやすい定期ポイントかもしれません。特に第3の屋上などは屋根こそありませんが、駅チカにひと月1000円以下で置いておけるおすすめスペースになります。
屋内外 | 屋内/屋外(原付や自転車一部は屋外) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 第一 自転車1514台 第三 自転車950台 原付43台 |
自転車/一時 | 1日100円 ※第一/第三とも |
自転車/定期 | 第一 <1・2層の上段> 1か月 1000円 3か月 2700円 6か月 5100円 <1・2層の下段> 1か月 2000円 3か月 5400円 6か月 10200円 <3層> 1か月 1000円 3か月 2700円 6か月 5100円 第三 <1層> 1か月 2000円 3か月 5400円 6か月 10200円 <2層> 1か月 1500円 3か月 4050円 6か月 7650円 <屋上> 1か月 800円 3か月 2160円 6か月 4080円 |
原付/一時 | 1日200円 ※第三のみ |
原付/定期 | 1か月 3000円 3か月 8100円 6か月 15300円 ※第三のみ |
住所 | 埼玉県川越市脇田本町25-6 |
電話 | 第一 049-243-2144 第三 049-248-0610 |
備考 | 50cc以下 |
❹ U_PLACEサイクルパーク
複合商業施設「U_PLACE」は、以前は駅前の無料駐輪場として長年親しまれてきた場所にできた施設ですが、こちらには利便性においては勝るとも劣らない駐輪施設が新設されています。定期利用は残念ながら自転車のみとなりますが、収容力では市営を超えるキャパシティを持ち、屋根付きのペデストリアンデッキが駅と直結しているので、雨の日の通勤・通学も快適です。新しくてきれいな安心・快適な施設なので、市営と比べて割高感はありますが、再開発が進む西口エリアの利便性がもっとも享受できる駐輪場と言えるでしょう。
屋内外 | 屋内 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車1590台 原付バイク154台 自動二輪45台 |
自転車/一時 | 2時間無料 24時間毎150円 |
自転車/定期 | 1か月 2800円 3か月 8400円 6か月 16800円 |
原付バイク/一時 | 50cc以下 1時間無料 24時間毎250円 50cc超 1時間無料 24時間毎350円 |
住所 | 埼玉県川越市脇田本町8-1 |
電話 | 050-3531-6006 |
備考 |
【川越駅 西口】その他の一時駐輪場
➎ 川越西口サービス
こちらの駐輪場は、直接電話や現地で利用条件・空き状況をお確かめの上ご利用ください。
屋内外 | 屋内 |
住所 | 埼玉県川越市脇田本町2-3 |
電話 | 049-242-1979 |
備考 | 詳細要確認 |
【川越駅】定期駐輪場の申し込み方法や空き確認は!
川越駅周辺には一部民間施設(❷❸❹➎)もありますが、定期利用の主力になるのはやはり市営の屋内施設(❶❶❷❸)になります。
新規利用については、空き区画があれば随時申し込みが可能なので、毎月15日~月末のあいだの係員常駐時間内(6:00~23:00)に、各駐輪場の事務所へ訪問して手続きしてください。
なお残念ながら、川越市ではホームページ等で空き状況を公開をしていないため、まずは各駐輪場へ電話等で空きや詳細を確認しながら訪問するのが効率的でしょう。
次に商業施設「U_PLACE」(❹)の自転車定期利用は、場内の販売機にて1/3/6か月の定期券を購入する形になります。そのためこちらの利用形態は駐輪場所が指定される形ではないので、満車で駐められない場合もある点に注意が必要です。
またその他の民間施設についても、とりあえず記載の番号に電話して問い合わせしてみてください。
なおコロナの影響により、感染流行前と比べて定期事情は大きく変化しています。空き状況や募集方法などは今後流動的に変わることも予想されるため、必ず自治体や管理会社の広報紙・ホームページ等で最新情報をチェックするようにしてください。
まとめ
川越駅周辺は、商業施設が集まる東口側に一時駐輪場が多い一方で、逆に住宅街が囲む西口側は定期施設が充実しているエリアです。
ただ駅北側の踏切わきに立つ第一(❸)や第三(❷)などは、線路両側からのアクセスもしやすい場所にあり、ペデストリアンデッキも接続しているため、定期ポイントが少ない東側の方も十分選択肢にできます。
料金についてはそれほど施設差はありませんが、立体施設の屋根がない屋上区画など1000円を切る月額スペースもあるので、割安さを優先する方は検討してみてください。
<第三(❷)の屋上スペース>
また再開発が進行している西口側では、つい最近にもペデストリアンデッキで駅と直結する快適施設(❹)がオープンするなどで、今後も駐輪場拡充が進んでいくことが期待されます。
乗入れ路線:東武東上線・JR川越線
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