首都機能も担えるビジネスタウンとして整備されたさいたま新都心は、スポーツイベントの聖地「さいたまスーパーアリーナ」や大型ショッピングモール「コクーンシティ」もかかえ、多くの人を呼び込む施設にあふれた都市空間です。大宮にもひと駅という便の良さから、近年では住みたい街にも名前が挙がる人気タウンにもなっています。
そこで今回は、そんなさいたま新都心エリアで月極利用できるおすすめ駐輪場を紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較･ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年7月30日）
※もし定期の順番待ちのあいだ一時利用をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。
【さいたま新都心】定期駐輪場まとめ（一覧マップ/料金リスト/各駐輪場データ）
【さいたま新都心】おすすめ月極駐輪場４選！
➊ さいたま新都心駅東口自転車等駐車場
アンダーパスの県号を挟んでコクーンシティの向かいに立つ市営の立体駐輪場です。新都心エリアで最も規模がある施設であり、東口側の定期利用はここ一択になります。自転車は3階、ミニバイクは屋外がさいたま新都心周辺ではもっとも手ごろなスペースであり、アンダーパスの歩道は自転車も押して通れるので、人気のけやきひろば(❷)などが混みあっている際は、西側から(へ)の通勤･通学利用も十分可能です。また希望施設に空きがない場合は、格安な1日料金(自転車90円/原付120円)のこちらを利用しながら待つといいでしょう。
| 屋内外 | 屋内（一部屋外） |
| 営業時間 | 4:00-25:45 |
| 台数 | 合計2925台 |
| 自転車/一時 | 1日90円 |
| 自転車/定期 | ＜一般・１F＞ 1か月 2140円 3か月 5770円 6か月 10910円 ＜一般・２F＞ 1か月 1830円 3か月 4940円 6か月 9330円 ＜一般・３F＞ 1か月 1510円 3か月 4070円 6か月 7700円 ＜学生・１F＞ 1か月 1600円 3か月 4330円 6か月 8180円 ＜学生・２F＞ 1か月 1370円 3か月 3700円 6か月 6990円 ＜学生・３F＞ 1か月 1130円 3か月 3050円 6か月 5770円 |
| 原付バイク/一時 | 125cc以下 1日120円 125cc超 1日190円 |
| 原付/定期 | ＜一般・１F＞ 1か月 2780円 3か月 7510円 6か月 14180円 ＜一般・屋外＞ 1か月 2230円 3か月 6030円 6か月 11400円 ＜学生・１F＞ 1か月 2080円 3か月 5630円 6か月 10640円 ＜学生・屋外＞ 1か月 1670円 3か月 4520円 6か月 8550円 |
| 住所 | 埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-269-1 |
| 電話 | 048-640-5151 |
| 備考 | 定期は125cc以下のみ |
❷ けやきひろば自転車駐車場
駅前広場やスーパーアリーナ入場広場の役割を持つ「けやきひろば」の下には、ひろば内店舗の利用者スペース(無料)と、市営の一般駐輪場があります。新都心エリアでもっとも改札の最寄りの定期ポイントなので、月額的には割高なスペースですが、ひろばデッキに上がればそのまま新都心駅や北与野駅にアクセスできるので、通勤･通学での利便性は料金以上のメリットがあるはずです。なお上記構内ビューでは、スロープを降りた右側(１F/BF)が市営になり、突き当り(M2F)が無料区画になります。
| 屋内外 | 屋内 |
| 営業時間 | 4:00-25:45 |
| 台数 | 自転車台数不明 原付15台 |
| 自転車/一時 | 1日110円 |
| 自転車/定期 | ＜一般１F＞ 1か月 2540円 3か月 6850円 6か月 12440円 ＜一般B１F＞ 1か月 2230円 3か月 6020円 6か月 11370円 ＜学生１F＞ 1か月 1900円 3か月 5140円 6か月 9710円 ＜学生B１F＞ 1か月 1670円 3か月 4510円 6か月 8520円 |
| 原付/一時 | 1日150円 |
| 原付/定期 | ＜一般＞ 1か月 3300円 3か月 8910円 6か月 16840円 ＜学生＞ 1か月 2470円 3か月 6680円 6か月 12630円 |
| 住所 | 埼玉県さいたま市中央区新都心10 |
| 電話 | 048-601-0069 ※定期は0120-356-621 及び WEB問い合わせ |
| 備考 | 50cc以下 |
❸ さいたま新都心･北与野駅自転車駐車場
※自転車駐車場整備センターHPより
新都心駅と北与野駅をつなぐ「北与野デッキ」の下にある市営の屋外駐輪場ですあり、最寄り駅は埼京線が乗りいれる北与野駅になりますが、屋根付きのデッキは新都心駅までつながっているので、両駅の通勤･通学者が使える施設です。また西口側で二種原付を定期利用したい場合はここのみになり、けやきひろばと違って24時間出入りできる点も魅力です。
| 屋内外 | 屋外（一部高架下） |
| 営業時間 | 24時間 |
| 台数 | 自転車420台 原付70台 |
| 自転車/一時 | 1日150円 |
| 自転車/定期 | ＜一般＞ 1か月 1990円 3か月 5330円 6か月 10070円 ＜学生＞ 1か月 1470円 3か月 3980円 6か月 7550円 |
| 原付/一時 | 1日200円 |
| 原付/定期 | ＜一般＞ 1か月 2510円 3か月 6820円 6か月 12910円 ＜学生＞ 1か月 1880円 3か月 5120円 6か月 9610円 |
| 住所 | 埼玉県さいたま市中央区上落合1-501-5 |
| 電話 | 080-5957-4053 |
| 備考 | 125cc以下 |
❹ Parking in 北与野駅前駐輪場
北与野駅の高架ホーム下にあるJR運営の駐輪場であり、以前までは日ぎめ利用も可能でしたが、現在は定期のみになっています。南北口の両側から出入りができ、駅に直結した場内には600台を超える自転車スペースがあります。同じ高架下の市営(❸)と違って、こちらならすべての区画が雨に濡れない施設なので、埼京線利用者で夜間出入りする可能性がない方は、こちらを第１候補に検討するといいでしょう。
| 屋内外 | 屋内 |
| 営業時間 | 4:30-25:00 |
| 台数 | 自転車656台 |
| 自転車/定期 | 1か月 2000円 3か月 5500円 |
| 住所 | 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-1 |
| 電話 | 0120-356-621及びWEB問い合わせ |
| 備考 |
【さいたま新都心】定期駐輪場の申し込み方法や空き情報！
新都心駅周辺の定期駐輪場は、❹のJR管轄施設以外がすべて市営駐輪場になりますが、申し込み先はすべて異なるので注意ください。
まず❶さいたま新都心駅東口自転車等駐車場は、＜さいたま都市整備公社＞が管理しており、申し込みは現地窓口になります。新規申し込みは4：00～22：00(無休)に受付をしているので、駐輪場事務所にて申込書を記入して、料金を支払ってください。
もし空きがない場合は順番待ちになり、空きが出た際に連絡があります。なお公社のホームページでは、空きや予約状況を確認することができます。
次に❷けやきひろば自転車駐車場に関しては、民間の＜日本コンピュータ･ダイナミクス(株)＞が運営･管理をしている施設になります。こちらはWEB上からの申し込みが可能であり、また❹Parking in 北与野駅前駐輪場も同社管理施設なので同じくネット申し込みが可能です。
以下の駐輪場詳細ページから空き状況や利用条件などを確認のうえ、アカウントを作成して希望施設や区画を申請してください。
❷ さいたま市営けやきひろば自転車駐車場(ECO POOL)⇒ 駐輪場詳細ページ
❹ Parking in 北与野駅前駐輪場(ECO POOL)⇒ 駐輪場詳細ページ
最後に❸さいたま新都心･北与野駅自転車駐車場については、＜自転車駐車場整備センター＞が管理しており、やはり申し込みは現地事務所で受け付けています。新規の受付時間は平日6:30～20:00、土曜日8:00～14:00(日祝は休み)で、必要なものは学生証や身分証書、料金になります。※減免希望の方は確認書類要
満車の場合はキャンセル待ちになり、空きが出た際に連絡がありますが、稼働状況によっては予約受付ができない場合もあるので注意ください。なお空き･混雑状況はセンターHPの施設詳細ページで知ることができるので目安にしてみてください。
なおコロナの影響により、感染流行前と比べて定期事情は大きく変化しています。空き状況や募集方法などは今後流動的に変わることも予想されるため、必ず自治体や管理会社の広報紙・ホームページ等で最新情報をチェックするようにしてください。
まとめ
新都心駅・北与野駅と、スーパーアリーナ・コクーンシティなど東西側の主要施設がペデストリアンデッキで接続するさいたま新都心エリアでは、特にその中心位置にあるけやきひろば施設(❷)が人気の施設です。
やや古い統計(平成24年)ながら、けやきひろば駐輪場の契約率が常に100％なのに対して、東口駐輪場(❶)は30%にとどまるなど偏り傾向が顕著であり、さらに第２候補として検討されるさいたま新都心･北与野駅自転車駐車場(❸)も常に混雑傾向が見られます。
記事でも触れたように、比較的余裕が見られる東口立体(➊)や北与野駅の施設(❹)は、アンダーパスや歩行デッキなどでじゅうぶんアクセス可能なロケーションでもあるので、すぐに利用を始めたい方はこれらも視野に入れて検討するといいでしょう。
乗入れ路線：JR京浜東北線・JR東海道本線・JR高崎線
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