東急電鉄によって開発された多摩田園都市の中心的役割をになう青葉台エリア。その名のとおり緑豊かな住環境に、ハイセンスなおしゃれ感もあわせ持つ街並みが人気のセレブタウンであり、渋谷や大手町などに直通するアクセスの良さや、子育て環境も充実していることから、ファミリー層からも高い支持を集めています。
そこで今回は、そんな青葉台駅周辺で一時利用できるおすすめ駐輪場を北口と西口に分けて紹介します。
各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較･ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2024年10月10日）
※もし定期利用の予定がある方は、こちらも参考にしてみてください。
青葉台駅の一時駐輪場まとめ（一覧マップ / 料金リスト / 各駐輪場プロフィール）
※料金時間には最初の無料時間も含まれる場合がありますので、よくお確かめの上ご利用ください。
※｢バイク可｣でも、駐輪枠のサイズによりすべての自動二輪車が利用できるとは限りません。
※商業･公共施設などの利用者のための駐輪場は、マナーやルールを十分考慮のうえご利用ください。
青葉台駅（北口）おすすめ一時駐輪場４選！
➊ 青葉台駅第４自転車駐車場
駅前交差点をはさんで、バスロータリーの斜め向かいに設置された歩道駐輪帯です。南北へ商店通りが伸びる好位置なので、少しは無料時間が欲しいところですが、こちらの魅力はエリア最安の80円という終日料金であり、さらに休日なら無料開放されるのもうれしい点です。そのため雨天日であれば、やや割高でも屋根がある東急駐輪場(➊)などが無難ですが、天気さえよければ鉄道やバスで終日出かける際にベターな立地/料金のスペースになります。ただし、さすがに混みあっていることが多いので、空き台数がわかる満空情報サービスなどをチェックしながら利用すると効率的です。
| 屋内外 | 屋外 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 台数 | 自転車67台 |
| 自転車/一時 | 24時間毎80円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台2-5 |
| 電話 | 0120-929-293 |
| 備考 | 日祝/年末年始は無料開放 |
❷ サイカパーク青葉台駐輪場
北口がある東急スクエア・ノース棟向かいのSMBCビルに最近設置された付設駐輪場です。入口まえの路上にある市営の第４駐輪帯(➊)とならんでもっとも駅チカの一時スペースですが、こちらなら無料時間があるので、駅まわりの商店舗や施設での用足しに重宝します。また場内の手前側には２台ほどですが駅最寄りの二輪スペースもあるので、空いていればいちばん好立地に原付を置くことが可能です。ただし前述の➊は休日が無料になるので、自転車の方は曜日によって上手に選択するといいでしょう。
| 屋内外 | 屋外 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 台数 | 自転車48台 原付2台 |
| 自転車/一時 | 1時間無料 5時間毎120円 |
| 原付/一時 | 1時間無料 5時間毎230円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台2-5-14 |
| 電話 | 調査中 |
| 備考 | 原付のみ |
❸ 青葉台東急スクエア駐輪場ノース
駅を囲むように立つ青葉台東急スクエアには３か所の駐輪場が用意されていますが、そのうち線路北側のノース棟のあいだにある自転車置き場です。バスロータリー裏手の急斜面のテラスにあるので、アクセスが楽ちんとは言えませんが、直結する駅構内やバス乗り場へはもっと行き来がしやすい自転車スペースです。無料時間もエリア最長の２時間ですし、本館まわりのサウス(❷)より料金単価も50円ほど割安なので、おもにスクエア内を散策したいときはまず覗いてみたい置き場と言えます。
| 屋内外 | 屋外 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 台数 | 自転61台 |
| 自転車/一時 | 2時間無料 2時間毎100円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台2-1 |
| 電話 | 0120-356-621 |
| 備考 |
❹ 青葉台駅自転車駐車場
青葉台公園の下に整備された市営の屋内駐輪場です。４号線から東側に広がる高台にあるので、アクセスは少し大変ですし、駅前との行き来も楽ちんではありませんが、青葉台エリアで屋内スペースはこちらとキテラプラザ(❹)だけですし、有人管理なのもこちららと東急高架下(➊)のみになります。そのため、自転車・ミニバイクを終日置きたいときは、もっとも安心な日ぎめ料金の施設ですし、休日などは無料開放もされるので、立地や24時間営業ではないことを考えても、公共交通のライド利用にはいちばん最適な置き場と言えるでしょう。
| 屋内外 | 屋内 |
| 営業時間 | 4:00～25:30 |
| 台数 | 自転車353台 原付131台 |
| 自転車/一時 | 24時間毎100円 |
| 自転車/定期 | 1か月 2000円 3か月 6000円 |
| 原付/一時 | 24時間毎200円 |
| 原付/定期 | 1か月 2500円 3か月 7500円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台1-12-1 |
| 電話 | 0120-929-923 |
| 備考 | ・125cc以下 ・日祝/年末年始無料 |
青葉台駅（北口）その他の一時駐輪場
❺ 洋服の青山横浜青葉台店駐輪場
| 屋内外 | 屋外 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 台数 | 自転車台数不明 原付バイク5台 |
| 自転車/一時 | 10時間毎200円 |
| 原付バイク/一時 | 2時間毎200円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台2-10-17 |
| 電話 | 0120-444-154 |
| 備考 | 洋服の青山・ |
青葉台駅（西口）おすすめ一時駐輪場４選！
➊ 東急青葉台駅第二駐輪場
東急電鉄が管理する駐輪施設は、駅よこ高架下の第一と、一区画ずれた第二のふたつがありますが、自転車とミニバイクの１日利用ができるのはこちらの第二のみになります。係員常駐の駅チカ立地であり、収容力でも群を抜く日ぎめ施設であることから、青葉台エリアではもっとも中心となる一時置き場と言えます。また、最近では原付二種(125cc以下)まで利用できるようになったのもうれしい点です。屋根がある安心な有人施設は、青葉台公園下の市営(❹)などもありますが、こちらはやや割高でも駅チカで平坦なロケーションなので、出かける際は第一候補になるはずです。
| 屋内外 | 屋外（高架下及び屋根あり） |
| 営業時間 | 24時間 |
| 台数 | 自転車872台 原付台数不明 |
| 自転車/一時 | 1日160円 |
| 自転車/定期 | 1か月 2620円 3か月 円7860 6か月 15720円 |
| 原付/一時 | 1日320円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台2-4-1 |
| 電話 | 045-985-1473 |
| 備考 | 125cc以下 |
❷ 青葉台東急スクエア駐輪場サウス
青葉台東急スクエアの本館にあたるサウス１のまわりにある自転車置き場です。西口には最寄りの自転車施設ですし、線路南側の無料時間スペースではいちばん駅チカでもあります。東急スクエアは施設内に入ってしまえば、屋根付きデッキですべての施設棟を動き回れるので、駅まわりでの買い物や用足しにとても利便感があります。
| 屋内外 | 屋外 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 台数 | 自転車167台 |
| 自転車/一時 | 2時間無料 2時間毎150円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台2-2 |
| 電話 | 0120-356-621 |
| 備考 |
❸ 青葉台東急スクエア駐輪場 Ａ駐車場前
名称のとおり、東急スクエアの立体駐車場の前に設置された二輪車専用の駐輪区画です。面する路地が駅側からの一方通行なのは注意ですが、青葉台エリアでは後述のキテラスペース(❹)とともに貴重な大きめバイク置き場です。ただし雨天日や少し長めに置きたいときは、屋内で割安の❹がいいかもしれません。
| 屋内外 | 屋外 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 台数 | 原付バイク13台 |
| 原付バイク/一時 | 2時間無料 1時間毎300円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台2-2 |
| 電話 | 0120-356-621 |
| 備考 | バイク可 |
❹ Dパーキング キテラプラザ青葉台
オーケーストアなどが入るショッピングモール「キテラプラザ青葉台」の駐輪場(１階)/駐車場(地下)です。いずれもエリア最長の２時間が無料ですし、青葉台エリアでは自転車/二輪ともに数少ない屋内条件の施設になります。特に大きめバイクを雨に濡らさず置けるのはここだけであり、料金的にもいちばん割安なのが魅力でしょう。
| 屋内外 | 屋外（1階/地下） |
| 営業時間 | 自転車 24時間 原付バイク 6：00～24：00 |
| 台数 | 自転車台数不明 原付バイク4台 |
| 自転車/一時 | 2時間無料 3時間毎100円 |
| 原付バイク/一時 | 2時間無料 6時間毎200円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台2-2-2 |
| 電話 | 0120-030-899 |
| 備考 | バイク可 |
青葉台駅の放置禁止区域や保管場所・返還方法を解説！
横浜市では、関内など横浜都心部で放置自転車が深刻な問題となっていた時期もありましたが、駐輪場の整備が進んだ現在は、おおむね減少傾向に転じています。
また青葉区や旭区などアップダウンが多いヒルエリアでは、もともと自転車利用があまりさかんとは言えませんし、特に東急多摩田園都市の中心ブロックである青葉台エリアは景観保護の住民意識も高いので、違法駐輪はそれほど深刻ではありません。
ただし、もちろん青葉台駅周辺でも以下のような広いエリアが放置禁止区域に指定されており、理由や駐輪時間にかかわらず即時撤去の可能性があります。
※横浜市ホームページより
万一撤去されてしまうと、以下のような遠方の保管場所までわざわざ行き、高い手数料を払って返還してもらうことになるのでくれぐれも注意してください。
このように「ほんの少しのあいだだから・・」とお金や手間を惜しんで撤去されてしまうと、かえってそれ以上の労力とコストがかかってしまうものです。
くれぐれも “急がば回れ” の気持ちで、記事も参考に駐輪場利用を心がけてみてください。
青葉台駅周辺の駐輪場選びのポイントは？
最後に私見ではありますが、青葉台駅周辺での自転車や原付バイクの利用環境や駐輪事情、駐輪場選びのポイントなどについておさらいしましたので、よければ参考にしてみてください。
アップダウンが多い多摩丘陵のうえに位置する青葉区は、横浜市内でも下から２番目に低い自転車分担(利用)率ですが、青葉台駅の周辺も起伏の激しい造成地に囲まれたすり鉢状の市街地なので、環状４号線や厚木街道などの渋滞が多い道路に囲まれているわりには、小回りが利く自転車等の乗り入れはそれほど多くはありません。
※地理院地図より引用
そのため、たまプラーザと並ぶ東急多摩田園都市の中心地区にしては、駐輪施設もそれほど豊富とは言えませんし、市営や鉄道会社の置き場は定期利用をメインに整備されているため、一時スペースは少なめな印象があります。
特に線路北側では、斜面途中の高い位置にある施設も多いので、原付やバイクはともかく、駅周辺まで自転車と徒歩のどちらで昇り降りするかが悩ましいところであり、目的･用途や天候なども含めると、置き場選びに迷うことがあるかも知れません。
前述のように、一時利用ができる駐輪場は10か所程度と多くはないので、各施設のプロフィールは大まかにでも把握しておくと、効率的な駐輪場のチョイスができると思われます。
乗入れ路線：東急田園都市線
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