一の宮(真清田神社)の門前町として由緒ある歴史を持つ一宮市は、繊維の街から愛知都市部のベッドタウンへと急成長を遂げたエリアです。JRと名鉄線が交差する駅周辺には生活に必要な各種施設も過不足なく集まり、多くの買物客や鉄道利用者で賑わっています。
そこで今回は、そんな一宮駅周辺で一時利用できるおすすめ駐輪場を紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較・ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年6月6日)
※もし定期利用の予定がある方は、こちらも参考にしてみてください。
【一宮駅】一時駐輪場まとめ(一覧マップ・料金リスト・各駐輪場データ)
※料金時間には最初の無料時間も含まれる場合がありますので、よくお確かめの上ご利用ください。
【一宮駅】おすすめ一時駐輪場8選!
❶ 尾張一宮駅前ビル自転車駐車場
アスティや図書館などが入居する東口の駅ビル施設「尾張一宮駅前ビル」(愛称ⅰ-ビル)の利用者駐輪場です。終日や長時間利用なら高架下の市営が割安ですが、短時間であれば使い勝手がいい駅前立地は魅力と言えます。特に自転車盗難が心配なこのエリアでは、駅正面の1階屋内というロケーションは天候面も含めて安心感があります。なお行政関連施設の利用者は2時間が無料になります。
屋内外 | 屋内 |
営業時間 | 8:30-25:00 |
台数 | 自転車162台 |
自転車/一時 | 2時間まで100円 4時間まで150円 24時間まで200円 以降24時間毎200円(3日間まで) |
住所 | 愛知県一宮市栄3-1-2 |
電話 | 0586-23-6607 |
備考 | ・図書館・子育て支援センター・社会福祉協議会・活動支援センター利用者は2時間無料/長期休暇中の高校生以下は8時間無料 |
❷ 名鉄協商一宮駐輪場
名鉄駅の地下にある鉄道利用者用の駐輪場であり、南改札にすぐの一時ポイントです。デパート利用にも便利な立地ですが、百貨店の専用駐輪場(❽)は近くにも別にあります。現在定期利用で混み合っているため、特に通勤・通学者が多い平日は利用不可の場合も多いですが、1日料金が割安な一時スペースでもあるので、週末や休日の買物・お出かけにはいちど覗いてみたい施設と言えます。
屋内外 | 屋内(地下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車23台 |
自転車/一時 | 1日150円 ※ |
自転車/定期 | 1か月 2300円 |
住所 | 愛知県一宮市栄3-1-2 |
電話 | 0586-23-6607 |
備考 | ※現在定期利用が混み合っているため、特に平日一時利用ができない場合あり |
❸ ❹ 一宮駅北 第1・第2 自転車駐車場
JRと名鉄線路それぞれの北側高架下にあるふたつの市営駐輪場であり、中央通路をはさんで隣接しています。合わせて2000台を超えるキャパシティがあり、長・短時間いずれにも使える料金設定や、雨を気にしないロケーションが便利です。特に北側市営はアスティやバスターミナルもある高架側なので、利便性が高い一時利用エリアと言えます。
屋内外 | 屋外(高架下及び屋根あり) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車 ❸1550台 ❹620台 |
自転車/一時 | 2時間無料 24時間毎100円 |
自転車/定期 | <一般> 1か月 2000円 3か月 5400円 6か月 10200円 <学生> 1か月 1500円 3か月 4050円 6か月 7650円 |
住所 | ❸愛知県一宮市栄2-14-3 ❹愛知県一宮市八幡1-12-2 |
電話 | 0586-72-7700 |
備考 |
➎ 一宮駅北第3自転車・バイク駐車場
駅北側の高架下施設のうち、上本町通り寄りにある市営駐輪場です。特にこちらは幅広い排気量の二輪車にも対応しており、大通り近くでもあるので、駅前の人通りに気を使わなくて済む利便性もあります。バイク利用の方は、市街地への北側からのアクセスならこちら、南側からなら❼と覚えておくといいでしょう。
屋内外 | 屋外(高架下及び屋根あり) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車1760台 原付バイク220台 |
自転車/一時 | 2時間無料 24時間毎100円 |
自転車/定期 | <一般> 1か月 1800円 3か月 4800円 6か月 9000円 <学生> 1か月 1300円 3か月 3450円 6か月 6450円 |
原付バイク/一時 | 50cc以下 2時間無料 24時間毎150円 125cc以下 2時間無料 24時間毎200円 125cc超 2時間無料 24時間毎250円 |
原付/定期 | <50cc以下> 1か月 3000円 3か月 8100円 6か月 15300円 <125cc以下> 1か月 4000円 3か月 10800円 6か月 20400円 <125cc超> 1か月 5000円 3か月 13500円 6か月 25500円 |
住所 | 愛知県一宮市栄2-14-1 |
電話 | 0586-72-7700 |
備考 |
❻ 一宮駅南第2自転車駐車場
駅南側の高架下に150mにわたって伸びる市営駐輪場です。一時利用は自転車のみとなりますが、3000台に迫る収容力はエリア最大規模であり、長・短時間いずれにも使える料金設定や、雨を気にしないロケーションが便利です。名鉄駐輪場(❷)は駅チカながら平日利用しにくいことなどもあるので、駅南側エリアではこちらがもっとも頼りになるでしょう。
屋内外 | 屋外(高架下及び屋根あり) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車2800台 原付バイク300台 |
自転車/一時 | 2時間無料 24時間毎100円 |
自転車/定期 | <一般> 1か月 1800円 3か月 4800円 6か月 9000円 <学生> 1か月 1300円 3か月 3450円 6か月 6450円 |
原付バイク/定期 | <50cc以下> 1か月 3000円 3か月 8100円 6か月 15300円 <125cc以下> 1か月 4000円 3か月 10800円 6か月 20400円 |
住所 | 愛知県一宮市栄3-1-3 |
電話 | 0586-23-6607 |
備考 |
❼ 一宮駅南第3バイク駐車場
駅南側高架下にある市営施設のうち、二輪車の一時利用に対応しているのがこちらになります。原付やバイクの一時利用台数ではエリアNo.1であり、すべての排気量にもきめ細かく対応しています。立地的に人通りにそれほど気を使わなくて済む利便性もあるので、バイク利用の方は市街地への南側からのアプローチならこちら、北側からなら➎と覚えておくといいでしょう。ます。
屋内外 | 屋外(高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 原付バイク300台 |
原付バイク/一時 | 50cc以下 2時間無料 24時間毎150円 125cc以下 2時間無料 24時間毎200円 125cc超 2時間無料 24時間毎250円 |
原付/定期 | <50cc以下> 1か月 3000円 3か月 8100円 6か月 15300円 <125cc以下> 1か月 4000円 3か月 10800円 6か月 20400円 <125cc超> 1か月 5000円 3か月 13500円 6か月 25500円 |
住所 | 愛知県一宮市新生1-1-5 |
電話 | 0586-23-6607 |
備考 |
❽ ❾ 名鉄百貨店一宮店お客様専用駐輪場
名鉄百貨店の買物客専用駐輪場は、北側高架下とファミリーマート駅南店の後ろ側にひとつづつあります。終日料金は割高ですが、レシートがあれば無料割引がありますし、南側区画なら原付も駐められます。いずれも雨が気にならないスペースなので、買物予定がある方は上手に活用ください。
屋内外 | 屋内/高架下 |
営業時間 | 10:00-19:30 |
台数 | 台数不明 |
自転車/一時 | 1日300円 |
原付/一時 | 1日300円 ※南側のみ |
住所 | 愛知県一宮市新生1-1 / 愛知県一宮市八幡1-12 |
電話 | 0586-46-7771 |
備考 | 買物客はレシート提示で無料 |
【一宮駅】自転車の放置禁止区域や撤去場所・返還方法を解説!
一宮駅周辺は自転車利用率が高く、違法駐輪も多いため、常に放置自転車対策が取り組まれてきたエリアです。また盗難率で県内ワーストだった経緯もあり、高架下スペースなどの防犯対策も併せて進められています。
もちろん禁止区域での自転車撤去は放置対策の柱ですが、一宮駅周辺も以下のようなほとんどの駅エリアが放置禁止の区域として指定されています。
万一撤去されてしまうと、以下のような保管場所までわざわざ行き、高い手数料を払って返還してもらうことになるのでくれぐれも注意してください。
このように「ほんの少しのあいだだから・・」とお金や手間を惜しんで撤去されてしまうと、かえってそれ以上の労力とコストがかかってしまうものです。
くれぐれも “急がば回れ” の気持ちで、記事も参考にしながら駐輪場利用を心がけてみてください。
まとめ
一宮駅周辺では、ほとんどの駐輪場が南北側の鉄道高架下に集まっているのが特徴的です。そのため線路両側から利用しやすいのは便利ですが、電車利用や街なかでの買物や用足しにはやや不便な立地と言えます。
唯一駅チカ立地に近年整備されたi-ビル駐輪場(❶)が、無料時間がなく料金設定がやや割高なのも、利用が集中しないための配慮からのようです。
ただ高架下施設は防犯面では不安があるものの、収容力が確保できて雨にも強いロケーションですし、2時間無料で終日利用も手頃なので、立地条件を差し引いても利用メリットが大きい一時ポイントです。
また全排気量にきめ細かく料金設定されている二輪車施設が南北エリアに整備されている点も、バイクユーザーには大変利便性が高いと言えるでしょう。
乗入れ路線:JR東海道本線・名鉄名古屋本線・名鉄尾西線
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