港町・横浜の新幹線玄関口として多くの利用客が行きかう新横浜駅は、多くのオフィスビルや宿泊施設に囲まれたビジネス街としても知られ、最近では東急・相鉄の直通路線開業でますます利便性が注目されるエリアです。また付近には横浜アリーナや日産スタジアムなどの人気スポットもかかえ、そのイベント開催日などには多くの来場者でもにぎわっています。
そこで今回は、そんな新横浜駅周辺で一時利用できるおすすめ駐輪場を新幹線口・篠原口に分けて紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較・ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2021年3月11日)
※もし定期利用の予定がある方は、こちらも参考にしてみてください。
【新横浜駅】一時駐輪場まとめ(一覧マップ / 料金リスト / 各駐輪場の紹介)
※料金時間には最初の無料時間も含まれる場合がありますので、よくお確かめの上ご利用ください。
※「バイク可」でも、駐輪枠のサイズによりすべての自動二輪車が利用できるとは限りません。
※商業・公共施設などの利用者のための駐輪場は、マナーやルールを十分考慮のうえご利用ください。
【新横浜駅 新幹線口】おすすめ一時駐輪場3選!
❶ 新横浜駅第4駐輪場
環状2号道路の陸橋下にある市営駐輪場は、最近まで新横浜線関連工事の影響で移設されていましたが、令和2年度より再び駅前エリアの便利な場所に再設置されました。新幹線口側では唯一の一般駐輪場であり、屋根あり/駅チカにもかかわらず自転車・ミニバイクとも地域最安値になります。そんな好条件から、オフィス街立地のこちらは平日を中心に満車が多いですが、定期者が減る休日などは無料開放されるので、買い物や散策の際に覚えておくと便利でしょう。
屋内外 | 屋外(陸橋下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車419台 原付248台 |
自転車/一時 | 24時間毎80円 |
自転車/定期 | 1か月 1500円 3か月 4500円 |
原付/一時 | 24時間毎100円 |
原付/定期 | 1か月 2000円 3か月 6000円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-100-3 |
電話 | 0120-929-293 |
備考 | ・125cc以下 ・日祝は無料開放 |
❷ キュービックプラザ新横浜駐輪場
北口側の駅ビルでもあるキュービックプラザ新横浜の利用客駐輪場は、東京側の新幹線高架下にあります。料金的には高めですが、無料時間スペースがほぼない新横浜エリアにあって買物さえすれば3時間が無料になるこちらは要チェックです。また大きめバイクもOKの数少ない施設でもあります。すぐよこには線路南側からの一方通行ガードもあるので、篠原口側からも利用できる立地になります。
屋内外 | 屋内(高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 合計596台 |
自転車/一時 | 3時間毎100円 |
原付バイク/一時 | 1時間毎200円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区篠原町2574 |
電話 | 0120-526-111 |
備考 | ・バイク可 ・キュービックプラザ新横浜利用で3時間無料(大型バイク区画は除く) |
❸ 新横浜プリンスペペ駐輪場
プリンスホテルに併設された低層商業棟「新横浜プリンスペペ」には、正面エントランスをはさんだ両側の建物前に自転車や原付の区画が設置されています。最近の値上げでさらに長時間向きではなくなりましたが、なんと言っても新横浜エリアで唯一の無料時間が設定されています。長めに置きたいときは市営(➊)、買物予定がある方はキュービックプラザ(❷)がおすすめですが、2時間程度さっと手軽に駐めておきたいときはもっとも使い勝手がいいスペースと言えます。なお分離帯がある環状2号や一方通行のよこ道に面するため、入出ルートには注意ください。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車229台 原付18台 |
自転車/一時 | 2時間無料 4時間毎100円 |
原付/一時 | 2時間無料 4時間毎200円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区新横浜3-4 |
電話 | 0120-036-548 |
備考 | 50cc以下 |
【新横浜駅 新幹線口】その他の一時駐輪場
❹ ナビサイクル新横浜第1駐輪場
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車60台 |
自転車/一時 | 24時間毎100円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区新横浜3-22 |
電話 | 0120-226-143 |
備考 |
【新横浜駅 篠原口】おすすめ一時駐輪場5選!
❶ 新横浜駅駐輪場
駅前広場の大部分を占めているのがこちらの市営駐輪場であり、一時利用はおもに乗降階段から左側のコンビニ前になります。そんな駅チカ立地にもかかわらず自転車・ミニバイクともに地域最安値ですし、鉄道利用はもちろん、敷地内には連絡地下通路の降り口もあるので、北口側での用事やイベント時にも穴場として便利に使えますし、特に定期者が減る日曜や祝日などは無料開放されるので、休みの日のお出かけや買物散策にも覚えておくと便利でしょう。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車384台 原付145台 |
自転車/一時 | 24時間毎80円 |
自転車/定期 | 1か月 1500円 3か月 4500円 |
原付/一時 | 24時間毎100円 |
原付/定期 | 1か月 2000円 3か月 6000円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区篠原町2974-1 |
電話 | 0120-929-293 |
備考 | ・125cc以下 ・日祝は無料開放 |
❷ Parking in 新横浜駅前駐輪場
篠原口広場内にあるコンビニよこの高架下には、JRが運営する自転車/ミニバイクの駐輪施設があります。駅前広場にある市営(❶)に次ぐ割安料金もさることながら、篠原口側では唯一雨に濡れない貴重なロケーションでもあります。一時利用の台数はそれほど多いわけではありませんが、空模様によってはまず覗いてみたい駅チカスペースと言えます。
屋内外 | 屋外(高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車22台 原付6台 |
自転車/一時 | 14時間毎100円 |
自転車/定期 | 1か月 2000円 3か月 5000円 |
原付/一時 | 14時間毎200円 |
原付/定期 | 1か月 3000円 3か月 8000円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区篠原町2964 |
電話 | 03-6890-9522/03-5332-3727 |
備考 | 125cc以下 |
❸ 新横浜駅前駐輪場(リパーク)
南口広場よこの高架前には、リパークブランドの路上駐輪場が長く伸びています。駅前広場の市営(➊)よりやや高めですし、また向かいにある同料金のJR施設(❷)なら屋根がありますが、天気が良ければ出し入れのしやすさなどを含めいちばん使い勝手がいい駅前スペースと言えます。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車117台 |
自転車/一時 | 14時間毎100円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区篠原町2967 |
電話 | 0120-115-076 |
備考 |
❹ 新横浜篠原町駐輪場(サイカパーク)
篠原口ロータリーへ入っていく進入路の入口には、自動車だけでなく自転車や二輪車も置ける駐車場があります。キャッシュレス決済のみなのは注意ながら、自転車などは50円刻みなので料金ロスがなく利用できるのがうれしい点です。またなんと言っても、新横浜エリアではキュービックプラザ(❷)と並んで大きめバイクも置ける貴重な施設ですし、こちらのほうが割安のうえ打ち止め料金もあるので、新幹線利用などのレールライド(鉄道乗換え)にも最適です。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車台41 原付バイク18台 |
自転車/一時 | 6時間毎50円 |
原付バイク/一時 | 4時間毎100円 24時間最大500円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区篠原町2971 |
電話 | 120-974-362 |
備考 | ・バイク可 ・Pasmo/SUICA支払いのみ |
❺ ナビサイクル大豆戸町第1駐輪場
篠原口側の中でも、溝の口跨線橋を越えたJR横浜線の北側エリアにある唯一の自転車一時駐輪場です。2番出口の正面に位置し、特にブルーラインや新横浜線など地下鉄利用には使い勝手がいい立地になります。また篠原口正面の駐輪場はいずれも混みあっていることが多いので、そんな際はこちらに足を伸ばしてみるのも手と言えます。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車53台 |
自転車/一時 | 12時間毎100円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区大豆戸町1182 |
電話 | 0120-226-143 |
備考 |
【新横浜駅 篠原口】その他の一時駐輪場
❻ Parking in 新横浜駅前第2駐輪場
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車51台 |
自転車/一時 | 10時間毎100円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区篠原町2971 |
電話 | 03-6890-9522 |
備考 |
【新横浜】自転車の放置禁止区域や撤去場所・返還方法を解説!
横浜市は主要駅を中心に違法駐輪が長く問題になってきたエリアでしたが、2016年の自転車総合計画に基づく対策強化により、その数は着実に減少傾向に転じています。
特に伊勢佐木長者町・関内、横浜、鶴見、綱島、戸塚、上大岡などとともに放置車両がとても多い新横浜駅は、重点対策エリアにもなっているので注意ください
ちなみに新横浜駅の周辺は、以下の広いエリアが放置禁止の区域として指定されています。
万一撤去されてしまうと、以下のような異なる区の保管場所までわざわざ行き、高い手数料を払って返還してもらうことになります。
このように「ほんの少しのあいだだから・・」とお金や手間を惜しんで撤去されてしまうと、かえってそれ以上の労力とコストがかかってしまうものです。
くれぐれも “急がば回れ” の気持ちで、記しながら駐輪場利用を心がけてみてください。
まとめ
新横浜線の開設によりさらに利便性が高まった新横浜駅の周辺は、治水の歴史を持つ鶴見川沿いの低地を、高台の丘陵地が囲むエリアであり、特に線路南側の篠原/富士塚地区は坂や階段が多いので、自転車利用は電動アシストなどができれば必要となります。
※地理院地図より引用
駐輪場については、おもに住宅エリアが囲んでいる篠原口前に集中しており、定期を含む鉄道ライド利用の受け皿になっていますが、低層区域制限があるため屋根がない平場の駐車・駐輪場が占める区域となっています。
そのため雨天時には、わずかな台数のJR高架下(❷)か、線路北側の屋根あり施設(➊❷など)に回るしかないのが不便な点と言えます。
いっぽうの新幹線口側では、なんと言っても環状2号下の市営(➊)が料金的にもキャパシティでも頼りになりますが、平日を中心に稼働率が高いのが難点と言え、代替の選択肢も多くはありません。
いずれにしても、一時利用の主力となるのは南北両側ともに市営の施設(➊➊)になりますが、混み具合、駐輪時間や天候、目的場所や用途などに応じて上手に使い分けてみてください。
乗り入れ路線:JR横浜線・JR東海道新幹線・横浜市営地下鉄ブルーライン・相模鉄道新横浜線・東急新横浜線
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