東急電鉄によって開発された多摩田園都市の中心的役割をになう青葉台エリア。その名のとおり緑豊かな住環境に、ハイセンスなおしゃれ感もあわせ持つ街並みが人気のブランドタウンであり、渋谷や大手町などに直通するアクセスの良さや、子育て環境も充実していることから、ファミリー層からも高い支持を集めています。
そこで今回は、そんな青葉台駅周辺で定期利用できるおすすめ駐輪場を北口と西口に分けて紹介します。
各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較･ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2024年10月13日）
※もし定期利用の予定がある方は、こちらも参考にしてみてください。
青葉台駅の定期駐輪場まとめ（一覧マップ / 料金リスト / 各駐輪場プロフィール）
青葉台駅のおすすめ定期駐輪場５選！
➊ ❷ 東急青葉台駅 第一/第二 駐輪場
東急電鉄が運営する高架下の駐輪場は、駅よこの第一と、一区画ずれた第二のふたつがあり、第二などは日ぎめ利用もできますが、おもには定期利用が中心となる施設です。駅最寄りの立地に加え、有人管理で収容力でも群を抜くことから、青葉台エリアではもっとも主力となる定期置き場と言えます。単一路線で間口が狭い線路下でも、屋根がしっかり完備されているので雨に濡れる心配がありませんし、最近ではオンラインにて申請ができるようになったので、現地窓口へ申し込みに行く手間もありません。市営の月額と比べると、自転車・二輪ともにだいぶ割高ではありますが、とにかく駅チカ希望の方は、まずこちらから検討するといいでしょう。
| 屋内外 | 屋外（高架下及び屋根あり） |
| 営業時間 | 24時間 |
| 台数 | 第一 自転車646台 原付98台 第二 自転車872台 原付一時台数不明 |
| 自転車/一時 | 第二のみ 1日160円 |
| 自転車/定期 | 第一/第二とも 1か月 2620円 3か月 7860円 6か月 15720円 |
| 原付/一時 | 第二のみ 1日320円 ※125cc以下 |
| 原付/定期 | 第一のみ ＜50cc以下＞ 1か月 3670円 3か月 11010円 6か月 22020円 ＜125cc以下＞ 1か月 4720円 3か月 14160円 6か月 28320円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台2-5-7/2-4-1 |
| 電話 | 03-4213-8016 |
| 備考 |
❸ 青葉台駅第２自転車駐車場
バスロータリー裏手を占める青葉台団地の西側道路に設置された路上の定期駐輪帯です。造成地のアップダウンに囲まれた立地なので、特に自転車利用は昇り降りがきついですが、スクエア棟のあいだを降りていけば、バス乗り場や北口には目と鼻の先になります。そんな立地のわりには、青葉台エリアでは唯一の青空条件なので、自転車・ミニバイクともに地域最安の月額なのが魅力と言えます。
| 屋内外 | 屋外 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 台数 | 自転車160台 原付40台 |
| 自転車/定期 | 1か月 1500円 3か月 4500円 |
| 原付/定期 | 1か月 2000円 3か月 6000円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台1-10-1 |
| 電話 | 0120-929-923 |
| 備考 | 125cc以下 |
❹ 青葉台駅第３自転車駐車場
消防施設や子育て関連施設などが入る行政複合ビル内に併設された市営の定期駐輪場です。厚木街道に接続する坂道途中に出入り口があるので、アクセスは少し面倒ですが、線路南側で定期利用できるのはここだけになります。特に、極力駅チカにできるだけ手ごろな月額でミニバイクを置きたい方には、屋根もあるこちらがバランスのいい選択肢になるはずです。
| 屋内外 | 屋内 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 台数 | 自転車66台 原付90台 |
| 自転車/定期 | 1か月 2000円 3か月 6000円 |
| 原付/定期 | 1か月 2500円 3か月 7500円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台1-4 |
| 電話 | 0120-929-923 |
| 備考 | 125cc以下 |
❺ 青葉台駅自転車駐車場
青葉台公園の下に整備された市営の屋内駐輪場です。環状通りから東側の高台にあるので、駅との行き来も楽ちんではありませんし、夜間帯は閉まってしまう点にも注意ですが、北口側で天気や防犯面の心配なく定期利用したい方はこちらが選択肢になります。そんなことから、割安さを重視するなら第２(❸)、安心感を希望する方はこちらを検討するといいでしょう。
| 屋内外 | 屋内 |
| 営業時間 | 4:00～25:30 |
| 台数 | 自転車353台 原付131台 |
| 自転車/一時 | 24時間毎100円 |
| 自転車/定期 | 1か月 2000円 3か月 6000円 |
| 原付/一時 | 24時間毎200円 |
| 原付/定期 | 1か月 2500円 3か月 7500円 |
| 住所 | 神奈川県横浜市青葉区青葉台1-12-1 |
| 電話 | 0120-929-923 |
| 備考 | ・125cc以下 ・日祝/年末年始無料 |
青葉台駅の定期申し込み方法や空き情報！
青葉台駅周辺の定期施設は、東急の駐輪場(➊❷)か市営施設(❸❹❺)の二択になります。
まず市営施設(❸❹❺)から紹介しますと、現在管理運営は横浜市とサイカパーキング㈱の共同(横浜市S&Cパーキング共同事業体)で担当しており、新規の申し込みは青葉台駐輪場(❺)内の管理事務所にて一括受付をしています。
受付期間は、利用前月の20日～月末(日曜祝日を除く)の、係員配置時間(6：30～20：00)内になり、電話やメール等では受付をしていないので、必ず現地にて手続きください。
なお新規手続きの際には、交通系ICカードの登録が必須となるため、持っていない方は事前に準備するようにしてください。
次に、東急の駐輪場(➊❷)に関しては、記事でもふれたように、最近オンラインにて空き状況の確認や申し込み、空き待ち登録などが可能になりました。
新規の申し込みに際してはアカウント登録が必要になるので、まずは各駐輪場の詳細ページ(第一・第二)にて空き状況や利用条件などをよく確認のうえ、希望区画に申請してみてください。
なおコロナ禍の影響により、感染流行前と比べて定期事情は大きく変化しています。空き状況や募集方法などは今後流動的に変わることも予想されるため、必ず自治体や管理団体の広報紙やホームページで最新情報をチェックするようにしてください。
青葉台駅周辺の駐輪場選びのポイントは？
最後に私見ではありますが、青葉台駅周辺での自転車や原付バイクの利用環境や駐輪事情、駐輪場選びのポイントなどについておさらいしましたので、よければ参考にしてみてください。
アップダウンが多い多摩丘陵のうえに位置する青葉区は、横浜市内でも下から２番目に低い自転車分担(利用)率ですが、青葉台駅の周辺も起伏の激しい造成地に囲まれたすり鉢状の市街地なので、環状４号線や厚木街道などの渋滞が多い道路に囲まれているわりには、小回りが利く自転車等の乗り入れはそれほど多くはありません。
※地理院地図より引用
そのため、たまプラーザと並ぶ東急多摩田園都市の中心地区にしては、駐輪施設もそれほど豊富とは言えませんが、市営や鉄道会社の大きな置き場は定期利用をメインに整備されているため、地形的なストレスを別にすれば、受け皿はある程度整っている印象があります。
斜面途中の高い位置にある施設も多いので、いろいろ迷う点もあるかとは思いますが、駅との距離や月額、屋内外･屋根有無など施設条件のどれを重視するかで、おのずと検討施設も決まってくると思われますので、記事を参考にベターな駐輪場を見つけてみてください。
乗入れ路線：東急田園都市線
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