多くの著名人も暮らすセレブタウンとして有名な自由が丘エリアは、その欧州的な街並みに高級志向のショップが軒をそろえることから、休日の散策・買物スポットとして大人気です。自由が丘駅の周辺もハイセンスなトランジット通りがいくつも横切り、多くの散策者で終日にぎわっています。
そこで今回は、そんな自由が丘エリアで定期利用できるおすすめ駐輪場を紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較・ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2021年2月10日)
※もし定期の順番待ちのあいだ一時利用をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。
【自由が丘】定期駐輪場まとめ(一覧マップ/料金リスト/各駐輪場の紹介)
【自由が丘駅】おすすめ定期駐輪場2選!
❶ 自由が丘駅南口駐輪場
九品仏川緑道の西側入口付近には、目黒区と世田谷区の駐輪施設がひとつずつあり、いずれも南口にほど近い定期スペースです。そのうちこちらは目黒区では初となる地下機械式の定期駐輪場であり、144台収容できるツリー設備が2基設置されています。自動収容式のため車両サイズなど制限はありますが、天候や防犯面では万全の安心施設であり、出し入れの時間も10秒かからないスピーディーさなので、忙しい朝の入出庫も楽ちんです。料金に関しては、一般利用だと世田谷区営の❷に比べてやや高めですが、学生さんは逆に割安になります。
屋内外 | 屋内(地下ツリー式) |
営業時間 | 6:00-23:00 |
台数 | 自転車288台 |
自転車/定期 | <一般> 1か月 2600円 3か月 7800円 <学生> 1か月 1300円 3か月 3900円 |
住所 | 東京都目黒区自由が丘2-13-9 |
電話 | 03-5729-0909 |
備考 | 事前に車検あり |
❷ 自由が丘駅第一自転車等駐輪場
九品仏川緑道の西側入口付近には、目黒区と世田谷区の駐輪施設がひとつずつあり、いずれも南口にほど近い定期スペースです。そのうち学園通りの東急踏切手前から緑道側に入ってすぐのところにあるこちらは、世田谷区管轄の2階建て施設になります。原付定期ができる唯一の駐輪場であり、こちらなら24時間出入りできる安心感があります。料金については、一般の方は付近の地下ツリー施設(➊)よりぐっと安い月額になり、特に屋根がない2階ならかなり割安ですが、学生さんは逆に割高になります。
屋内外 | 屋内(2階屋根なし)/屋外 |
営業時間 | 24時間 ※一時利用の受付時間は7時~19時 |
台数 | 自転車 一時150台/定期235台 原付 一時9台/定期15台 |
自転車/一時 | 1日100円 |
自転車/定期 | <1階・一般> 1か月 2000円 3か月 6000円 <2階・一般> 1か月 1800円 3か月 5400円 <1階・学生> 1か月 1800円 3か月 5400円 <2階・学生> 1か月 1500円 3か月 4500円 |
原付/一時 | 1日200円 |
原付/定期 | 1か月 3000円 |
住所 | 東京都世田谷区奥沢5-42-14 |
電話 | 03-3722-7371 |
備考 | ・50cc以下 ・定期利用は在住/在勤/在学先が改札から400m以上の方が対象 |
【自由が丘】定期駐輪場の申し込み方法や空き情報!
自由が丘エリアのふたつの定期施設はいずれも区営になりますが、運営する自治体が異なります。
このうち目黒区管轄の南駐輪場(❶)については、現地にて随時申し込みを受け付けており、前述のように利用可能な車両かどうかの車検も受ける必要があります。
まずは利用の手引きでサイズ条件などを確認のうえ、問い合わせをしながら自転車を持参して契約手続きください。受付時間は6:00~11:00及び16:00~23:00になります。
車検もありますし、利用者でたて混む時間帯もあるので、まずは電話してから訪問するほうが効率的です。なお満車の場合は補欠登録され、順番を待つ形になるので注意ください。
つぎに第1駐輪場(❷は世田谷区の施設になり、申し込みはやはり現地事務所で受け付けています。新規分は前月の23日~月末までの7:00~19:00となるので、自転車本体と住所・氏名がわかる本人確認書類(免許証や学生証・保険証など)を持参して契約の手続きをしてください。
なお定期契約ができるのは、在住/在勤/在学先が改札から400m以上の方のみが対象になります。
管理をしているシルバー人材センターのホームページでは定期利用の空き状況(PDF)を公開しているので、事前にチェックするといいでしょう。ちなみに記事公開時点では、自転車の2階区画に空きがあるようでした。
なおコロナの影響により、感染流行前と比べて定期事情は大きく変化しています。空き状況や募集方法などは今後流動的に変わることも予想されるため、必ず自治体や管理会社の広報紙・ホームページ等で最新情報をチェックするようにしてください。
まとめ
細い街路に人通りも多い自由が丘駅の周辺は、いろいろと地域ルールや利用制限もあるため自動車やバイクは走行しにくく、2000年代前半までは駐輪場が1か所もなかったほどの市街地エリアです。
現在でも定期利用で頼りになるのは、世田谷区と目黒区が整備した2か所のみであり、合計でも自転車500台、原付15台程度なので、順番待ちになるケースが多くなります。また乗り入れが難しい大きめバイクについては、月ぎめ可能な施設が1か所もないようです。
ただ区営施設の立地に関しては、いずれも南口に数分程度の好条件ですし、特に南駐輪場(❶)などは入出がスピーディでセキュリティ面も全く心配ない最新式設備なので、通勤・通学には快適に使えるはずです。
乗り入れ路線:東急東横線・東急大井町線
コメント