【蒲田】東口･西口別おすすめ定期駐輪場８選！空き状況･申し込み方法まで紹介！

国際空港のお膝元という便の良さと、下町情緒あふれる暮らしやすさが共存する東京・蒲田エリア。空の足だけでなく、JRと私鉄駅を徒歩範囲にかかえる交通の便や、大型施設から商店街、飲食店が豊富に集まる商業環境から、都内で住みたい街として名前が挙がる穴場タウンとして再注目されています。

そこで今回は、そんな蒲田エリアで定期利用できるおすすめ駐輪場を東口・西口に分けて紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較･ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年4月19日）

※もし定期の順番待ちのあいだ一時利用をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。

【蒲田】一時利用の駐輪場で東口･西口別のおすすめ１４選！無料や24時間安い料金は？

国際空港のお膝元という利便性と、下町情緒ただよう暮らしやすさが共存する東京・蒲田エリアで一時利用できるおすすめ駐輪場を東口・西口に分けて紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較からワンポイント情報まで地図・表・写真で分かりやすくお届けしていきますのでぜひ参考にしてみてください。

chari-parking.com

2020.04.19

【蒲田】定期駐輪場まとめ（一覧マップ / 料金リスト / 各駐輪場の紹介）

【蒲田駅 東口】おすすめ定期駐輪場５選！

❶　蒲田駅東口自転車駐車場

グランデュオの北側に隣接する市営の立体駐輪場であり、駅ビル内交番のすぐよこに位置します。現在は屋根がない屋上(３階)がおもな定期区画になっているので、使い勝手がいいとは言えませんが、駅わきの立地で月額1000円はとてもリーズナブルと言えます。また東口前の５丁目エリアは防犯面で少し心配なので、交番よこにある係員常駐の屋内スペースなのは安心感があります。

一覧マップへ

❷　蒲田駅消費者生活センター横自転車駐車場

中央労金ビルと消費者生活センターのあいだにある奥側に細長い立体駐輪場です。駅前まではやや距離がありますが、できるだけ駅チカの屋内が希望の方は、こちらの２階かアロマ地下(❸)が選択肢になります。またなるべく駅チカで割安がいいという方にも、こちらの３階がいちばんバランスのいいスペースになります。ただし屋根がない屋上なので、使い勝手は快適とは言えません。

一覧マップへ

❸　アロマ地下自転車駐車場

緑地公園や区民ホールもかかえる再開発街区「アロマスクエア」には、エリア最大級の地下駐輪場も整備されています。駅正面の街なか立地は利便性も高く、またコンベア完備のスロープ(噴水広場側のみ)は女性の方でも安心です。なんと言っても、原付の定期スペースとしては東西口を通じてもっとも駅チカ立地ですし、防犯面が心配な東口前の５丁目エリアではもっとも安心度が高い施設でもあります。ただし線路東側ではこの施設だけ夜間は閉場してしまう点に注意ください。

一覧マップへ

❹　蒲田交差東口自転車駐車場

アンダーパス道路(多摩堤東通り)の上蓋部分に設置された区営の自転車定期施設です。スロープの昇り降りやラック上げ下げをしないで済む平場の月額スペースは、東口側ではこちらと最近清掃事務所跡にできた❼のふたつだけですが、こちらのほうが駅チカの好立地ですし、料金的にもだいぶ割安です。ただし同じ治安が心配な５丁目エリアでも、こちらの界隈のほうが飲み屋街に囲まれているので、帰りが遅い女性の方などは注意ください。

一覧マップへ

➎　蒲田駅東口環八横自転車駐車場

環八通りの跨線陸橋わきに立つ区営の立体駐輪場であり、マルエツやしまむらが入居する商業ビルに隣接しています。各階(1～3階)いずれも定期利用ができ、特に線路東側ではこちらの３階がもっとも安い自転車スペースになります。屋上ではないので屋根もありますし、日中は管理者もいるので、駅から離れていてもセキュリティ面で大きな不安はないはずです。

一覧マップへ

【蒲田駅 東口】その他の定期駐輪場

❻　蒲田五丁目45番自転車駐車場

一覧マップへ

❼　蒲田五丁目44番自転車駐車場

一覧マップへ

❽　蒲田駅東口陸橋下自転車駐車場

一覧マップへ

❾　蒲田呑川右岸自転車駐車場

一覧マップへ

❿　蒲田あやめ橋自転車駐車場

一覧マップへ

【蒲田駅 西口】おすすめ定期駐輪場３選！

❶　蒲田駅西口自転車駐車場

駅よこの線路前に立つ区営の３階建て駐輪場であり、西口側の駅ビルである「東急プラザ蒲田店」にも隣接する施設になります。現在は屋根がない屋上(３階)がおもな定期区画になっているので、使い勝手がいいとは言えませんが、南口がすぐ向かいにある立地で月額1000円はとてもリーズナブルと言えます。最近では、御園中学校前の路上定期区画が一時利用専用になってしまったこともあり、とにかく駅チカ立地が希望の方は、こちらを検討するといいでしょう。

一覧マップへ

❷　蒲田駅西蒲田公園自転車駐車場

東急線路沿いにある西蒲田公園には、区営の地下駐輪場も整備されています。やや駅からは距離がある立地ですが、御園中学校前の路上定期区画が一時利用専用になってしまった現在では、西口側でもっとも主力となる定期施設と言えます。特にこちらのラック上段は蒲田駅周辺ではもっとも安いワンコイン月額ですし、西口側で原付の定期利用ができるのもここだけになります。ただし夜間は閉まってしまう施設なので、心配な方は24時間出入りできる➊が安心です。

一覧マップへ

❸　日本工学院地下自転車駐車場

現在の蒲田交差公園の場所にかつてあった区営施設の代替えとして、工科大キャンパスに隣接する専門学校の地下に設置された区営の駐輪場であり、専門学校生の専用スペースも場内(B2F)にあります。通勤･通学利用には使いやすい立地地は言えませんが、コンベアスロープも完備する比較的新しくてきれいな施設ですし、ワンコイン程度の格安スペース(地下２階のラック上段部分)もあります。ただし夜間は閉まってしまう施設なので、心配な方は24時間出入りできる➊が安心です。

一覧マップへ

【蒲田】定期駐輪場の申し込み方法や空き情報！

蒲田駅周辺の定期駐輪場はすべて区営駐輪場になりますが、大田区の施設は主に以下の三種類に分かれています。

● Web/申請はがきで申し込む登録制(年額制)の施設 ⇒ 登録手数料(自転車3000円)を支払うことで、4月～翌3月までのあいだ年度単位で利用することができます。年額制駐輪場の申し込み方法はWebまたは申し込みはがきのみになります。

■ Web/申請はがきで申し込む有料制(月額制)の施設 ⇒ 年度内(4月～翌3月)の任意の月数(1・3・6・12か月)で支払い･更新することができます。

▲ 現地管理室に直接申し込む有料制(月額制)の施設 ⇒ 空きがあれば、任意の月数(1・3・6・12か月)で申し込み･更新することができます。

このうち●及び■は、毎年12月中旬～1月末に新年度分(4月1日～3月31日)の利用者募集を行い、応募多数の場合は抽選になります。なお現在利用中の方も、年度替わりには更新ではなく、あらためて申し込む必要があります。

そのため利用希望の方は、前年12月ごろのホームページや区報(WEB版あり)などを気にしておいてチェックする必要があります。

ちなみに令和6年度分は、令和5年12月11日より受付を開始(Webページ開設及び各駐輪場にて申請はがき配布)しています。⇒詳細ページ

※大田区ホームページより(大田区報/令和5年12月1日号)

また▲の現地窓口で直接申し込む施設は、空きがあれば年度に関係なく随時申し込みができますし、更新手続きも可能です。新規申し込みについては、月始めから利用したい場合は前月20日～月末の窓口時間(下記表参照)に受付をしており、もし月途中から利用開始の場合は10日単位(1/3ずつ)の日割りになりますが、念のため希望施設にて詳細を確認してみてください。

なお、以上をまとめると以下の表になりますので、参考にしてみてください。

なお、年度毎の一斉募集終了後でも空きがある場合は申し込める場合があるので、毎年年度途中で告知される区ホームページの空き情報などを参考にしながら、希望施設の窓口に問い合わせしてみるといいでしょう。

ちなみに一部の駐輪場では、自宅や勤め先・通学先が駅から１km以上離れた利用者が優先になるので注意ください。

なおコロナの影響により、感染流行前と比べて定期事情は大きく変化しています。空き状況や募集方法などは今後流動的に変わることも予想されるため、必ず自治体や管理会社の広報紙・ホームページ等で最新情報をチェックするようにしてください。

まとめ

戦後復興期の街並みが今も残る蒲田エリアは、大通りから入ると狭隘な通りが多いため、小回りの利く自転車や原付の利用が便利な地域です。

そのため、区営施設を中心に駐輪場も比較的豊富であり、特に京急蒲田駅も徒歩圏内にかかえる東側の市街地には、広い範囲にわたって駐輪ポイントが点在しています。

ただし近年の人口増加による駐輪スペースの不足や違法駐輪の抑制強化に加え、コロナ禍によるリモート化の影響も手伝い、区では一時利用スペースの拡充を重視している傾向があり、最近では定期施設自体や施設内の区画選択肢が少なくなっている印象があります。

特に御園中学校前の路上が一時利用のみになってしまった西口側では、実質的に駅チカ施設は西蒲田公園の地下(❷)だけ(西口駐輪場➊は現在屋上のみなので)と、選択肢がかなり限られます。

ＪＲ蒲田駅の東西エリアは風通しがいい道路事情とは言えず、特に自転車通行での連絡性はきわめて悪いことを考えると、西口側では時期によっては定期利用に苦労するかもしれません。

また二輪車についても、原付の全体キャパシティは一時利用を含んだ合計で120台程度ですし、50ccを超えるバイクにいたっては１か所も見当たらないので、場合によっては以下のような民間の月極ガレージスペースを検討するしかないようです。

※株式会社バイクパークHPより(蒲田エリア)

ちなみに、蒲田エリアは東西側ともに治安面が心配な界隈があり、特に蒲田５丁目や西蒲田７丁目などを中心に自転車盗難も多く発生している地域なので、利用時間帯や施設の選び方(屋内や係員常駐)、盗難/防犯対策などにくれぐれも留意ください。

乗り入れ路線：JR京浜東北線、東急池上線、東急多摩川線