【東京駅】一時利用が安い駐輪場おすすめ１４選！無料時間や料金比較まで徹底解説！

首都・東京にとどまらず、国内鉄道路の表玄関を担ってきた日本最大ターミナル・東京駅。江戸文化の風景を見守ってきた赤レンガ駅舎には、全国各地へとつながる重要路線が乗り入れ、近年では伝統と先進性が融合したステーションシティとしてあらたな進化を遂げつつある、日本最大のビジネス繁華街です。

そこで今回は、そんな東京駅周辺で一時利用できるおすすめ駐輪場を丸の内･八重洲の各側に分けて紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較･ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年4月24日）

※もし定期利用の予定がある方は、こちらも参考にしてみてください。

【東京駅】一時駐輪場まとめ（一覧マップ / 料金リスト / 各駐輪場の紹介）

※料金時間には最初の無料時間も含まれる場合がありますので、よくお確かめの上ご利用ください。
※｢バイク可｣でも、駐輪枠のサイズによりすべての自動二輪車が利用できるとは限りません。
※商業･公共施設などの利用者のための駐輪場は、マナーやルールを十分考慮のうえご利用ください。

【東京駅 丸の内側】おすすめ一時駐輪場７選！

❶ ❷ ❸　大手町 第１/第２/第３ 自転車駐輪場

永代通りガードのよこから大手町側の線路高架に沿って設置された区営の路上駐輪場です。駅正面の丸の内エリアからはややずれますが、駐輪場が少ない丸の内側では貴重な自転車施設であり、無料時間があるのもこちらだけですし、50cc以下を割安に置いておけるのもここの第１のみになります。その分、満車の場合も多いですが、できるだけ駅チカに自転車を駐めたい際は、まずこちらから覗くといいでしょう。

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❹～❿　丸の内パークイン 各駐車場

丸の内エリアには、三菱地所が運営する丸ビルなどの高層ビルが林立しており、各ビルの地下には駐車場(丸の内パークイン)も整備されていますが、そのうち二輪車スペースも計7施設/約130台ほど用意されています。

立地的にも駅側や皇居側、大丸有エリアにバランスよく点在しており、料金設定も一部を除いて統一されているので、目的場所に応じて利用すればいいと思いますが、いくつかポイントを挙げると以下のとおりになるので、参考にしてみてください。

●東京駅構内と地下で直結しているビル施設は全部で四つ(丸ビル・新丸ビル・JPタワーKITTE・丸の内オアゾ)ありますが、そのうちバイク置場があるのは新丸ビル(❹)とJPタワー(❺)の２か所になります。鉄道利用時や駅ナカの買物･散策ならこのふたつが使いやすいでしょう。

●皇居(外苑)寄りの駐車場には、仲通りビルガレージ(❼)や二重橋ビル(❽)などがありますが、東御苑の散策なら大手門にもっとも近い大手町パークビル(❾)がベターです。ほかにもホテルアーケード(⓮)、OTEMACHI ON(⓯)などはありますが、料金的にはこのパークビルがいちばん手ごろです。

●帝国劇場や三菱一号美術館、国際フォーラムなどの有楽町側の文化施設エリアに立ち寄るなら、丸の内二重橋ビル(❽)や新国際ビル(❾)が好立地です。

●丸の内マークインのバイク置場で24時間営業なのは、新丸ビル(❹)のみです。ちなみに丸の内側の全バイク置場で夜間も出入りできるのは、こちらとホテルアーケード駐車場(⓭)の２施設のみになります。

●逆に大手町パークビル(❾)と新国際ビル(❿)の22時がもっとも早い閉場時間なので、出庫にはじゅうぶんお気を付けください。

●キャパシティ的にはそれほどの差はありませんが、収容台数が比較的多めなのは仲通りビルガレージ(❼/32台)、丸の内二重橋ビル(❽/28台)なので、周辺が混みあっている際はこちらを覗いてみてください。

●丸の内パークインはいずれも１時間が無料ですが、新国際ビル(❿)のみ無料時間がなく、料金的にもやや割高なので注意ください。

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⓫　丸の内仲通りビル西側自転車駐車場(丸の内パークイン)

イルミネーションなどでも有名な人気ストリートの丸の内仲通り近くには、駅正面エリアでは唯一の自転車置き場があります。場所は仲通りビル裏手の遊歩道に設置されており、天気がいい日なら皇居や丸の内散策の格好の拠点ポイントとしておすすめです。無料時間こそありませんし、日中程度の利用なら高架沿いの区営(➊～❸)などのほうが割安ではありますが、24時間利用ならこちらが安く収まります。

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⓬　鍛冶橋高架下自転車駐輪場

鍜治橋通りのガード下には区営の自転車駐輪帯が両側に設置されています。便宜的に自転車駐輪場が少ない丸の内側に分類しましたが、八重洲側/丸の内側いずれの南口にも最寄りの自転車スペースであり、京葉線乗り場にいちばん近いのもこちらです。駅アクセスだけでなく、外苑や国際フォーラム、一号美術館や帝国劇場など人気スポットにもほど近いですし、雨天でも使いやすいことから、活用範囲の広い便利な立地の一時ポイントと言えます。

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⓭　大手町ファイナンシャルシティグランキューブ駐輪場

大手町エリアの再開発街区「ファイナンシャルシティ」には、グランキューブ棟の地下にエリア最大規模の自転車施設があります。自動収容の機械式施設のため、車両規格に制限(以下参照)がありますし、一時利用でもあらかじめ車検・登録が必要ですが、利用可能な自転車であれば天候はもちろん防犯面での心配もまったく不要です。丸の内側では唯一と言っていい安心施設なので、東京駅エリアによくサイクリングで訪れる方は、登録しておいて損はないはずです。

※公式ホームページより

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【東京駅 丸の内側】その他の一時駐輪場

⓮　ホテルアーケード駐車場

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⓯　OTEMACHI ONE 駐輪場/駐車場

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⓰　有楽町駅自転車駐車場

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⓱　東京国際フォーラム駐車場

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【東京駅 八重洲側】おすすめ一時駐輪場７選！

➊　八重洲二丁目地下駐輪場

2023年春に八重洲南口の正面に開業した東京ミッドタウン八重洲には、スクエア棟の地下１階に区営駐輪場も整備されました。３基の専用エレベーターで出入りができ、ゲート式の場内には垂直式の２段ラックが多数設置されています。マップでも分かるように、八重洲口周辺の自転車スペースはこれまで常盤橋～日本橋寄りや鍜治橋側に片寄っていましたが、待望の“駅前駐輪場”ができたことで、直結する駅構内や駅ナカ店舗、地下街、バス乗り場等に格段にアクセスが楽になりました。料金的にも長時間・短時間を問わず使いやすい設定ですし、なんと言っても八重洲エリアでは唯一の屋内/有人施設なので、安心さの意味でもイチオシになります。

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❷　大手町高架下自転車駐車場

江戸通り沿いのJR高架下にある区営の自転車/原付駐輪場です。駅正面の八重洲エリアからは北側にずれた大手町寄りの立地ですが、日本橋口などにはいちばん近い一時施設になります。また線路をはさんで隣り合う区営(➊❷❸)とは違い、こちらなら線路下なので雨に濡れる心配がなく、原付スペースが多めなのもうれしい点です。場内はやや薄暗いロケーションなので、自転車などは最近新設されたミッドタウン地下(➊)のほうが安心ですが、原付をできるだけ駅チカで雨を気にせず置いておきたいときは、こちらをまず覗いてみるといいでしょう。

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❸ ❹　丸の内鍛冶橋駐輪場 / オートバイ専用駐車場

高速バスの発着ターミナルとして知られる鍜治橋駐車場の敷地内には、自転車と二輪車の駐輪場も併設されています。八重洲南口や有楽町線の銀座一丁目駅に最寄りのスペースであり、特に丸の内側に比べてバイク置き場が少ない八重洲側では貴重な二輪施設がこちらです。青空スペースなので雨に日には使いずらいものの、大きめバイクを八重洲側の駅チカに駐めたいときは、まずゲート式で使い勝手もいいこちらを覗いてみるといいでしょう。

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❺　東京スクエアガーデンパーキング/自転車置場

鍜治橋通りと中央通りの交差点角に立つ複合商業ビル「東京スクエアガーデン」には、八重洲側では数少ない屋内駐輪場があります。京葉八重洲口には数分の距離ですし、地下からはメトロ京橋駅にも直結しているので、新幹線利用を含む安心なレールライド拠点としてもおすすめです。特に丸の内側に比べてバイク置き場が少ない八重洲側では貴重な二輪施設であり、収容キャパシティや打ち止め料金も頼りになるはずです。ただしバイク区画は24時間営業ではない点に注意ください。

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❻　東京駅外堀通り駐輪場Ａ

外堀通りと首都高八重洲トンネル入り口のあいだにある屋外の自転車駐輪場です。この近辺にはここを含む３か所の路上区画(❻⓬⓭)がありますが、特にこちらは東京駅周辺では最安の24時間毎100円なのが魅力です。１時間ほどの無料がとても重宝するという立地条件ではないかもしれませんが、天気がいい日の終日散策の拠点としては穴場ポイントと言えるかもしれません。

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❼　東京駅八重洲１丁目駐輪場

八重洲ファーストフィナンシャルビルの前にある路上駐輪帯です。八重洲側の駅正面エリアには、自転車スペースがほとんどなく、特に中央通りから駅側には最近できたミッドタウン地下(➊)を含めても３か所(➊❼❿)しかありません。その中では料金的に比較的手ごろなのがこちらであり、無料時間もありますし、さっと駐められる屋外という点でも便利と言えます。八重洲北口にも近い立地なので、晴天日用の駅チカスペースとして覚えておいて損はありません。

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❽　日本橋高島屋S.C.新館駐車場

日本橋高島屋S.Cには新館と東館(⓲)にひとつずつ駐輪施設があります。いずれも二輪車の駐輪が可能であり、丸の内側に比べてバイク置き場が少ない八重洲側では貴重な二輪施設になります。特に新館側のこちらは、八重洲側では最長の２時間が無料ですし、収容力でも東館より頼りになるので、バイク乗りの方は鍜治橋(❸)やスクエアガーデン(❺)とともにこちらも覗いてみてください。

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【東京駅 八重洲側】その他の一時駐輪場

❾　東京駅八重洲パーキング東駐車場

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❿　東京駅八重洲北口駐輪場

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⓫　常盤橋自転車駐車場

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⓬ ⓭　東京駅外堀通り駐輪場 Ｂ/Ｃ

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⓮　日本橋駅永代通り駐輪場Ｂ

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⓯ ⓰　東京駅八重洲通り駐輪場 Ａ/Ｂ

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⓱　日本橋二丁目地下駐輪場

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⓲　日本橋高島屋S.C.･太陽生命日本橋ビル駐輪場

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⓳　ミュージアムタワー京橋駐輪

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⓴　八重洲ファーストフィナンシャルビル バイク駐車場/駐輪場

※こちらの施設は情報ソースが少ないため、駐輪の際はよくお確かめのうえご利用ください。

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【東京駅】自転車の放置禁止区域や撤去場所・返還方法を解説！

都内の放置自転車数は、駐輪場の整備や取り締まり強化によって、おおむね減少傾向にありますが、この東京駅周辺に関しては、再開発にともなう人気度の高まりや隣接エリアの人口増加、自転車通勤の急増により、現在では逆に都内でもワースト上位の放置エリアになっているのが実情です。

そのため、最近では八重洲口正面の地下駐輪場(➊)など、さらなる駐輪場整備を進めているとともに、以下の放置禁止区域での取り締まりもいっそう強化されています。

＜大手町エリア＞

＜丸ノ内エリア＞

＜有楽町エリア＞

※いずれも千代田区ホームページより

＜八重洲エリア＞

※中央区ホームページより

万一撤去されてしまうと、以下のような遠方の保管場所までわざわざ行き、高い手数料を払って返還してもらうことになるので、くれぐれも注意してください。

このように「ほんの少しのあいだだから・・」とお金や手間を惜しんで撤去されてしまうと、かえってそれ以上の労力とコストがかかってしまうものです。

くれぐれも “急がば回れ” の気持ちで、記事も参考にしながら駐輪場利用を心がけてみてください。

まとめ

放置自転車の章でもふれたように、東京駅周辺は高層マンションや集客力がある人気施設が増えたことにより、自転車の乗り入れも急増しているエリアです。

八重洲側などは、町人町という成り立ちから区画が細かくて道路の占有率が高いため、意外に小回りの利く自転車や二輪が力を発揮しますし、屋敷町だった丸の内側は逆に区画割りがゆったりしているため、都内でも自転車が走行しやすいエリアと言えます。

駐輪事情に関しては、都心での用地確保の観点からそれほどたくさんのスペースが用意されているとは言えず、特に自転車駐輪場については八重洲・丸の内のいずれの側も駅正面エリアには数えるほどしかありません。

そのため、最近では八重洲口正面に新たな区営(➊)などもできましたが、大手町や有楽町、京町や日本橋など、駅の南北側に回って駐めることが多くなるはずです。

ただし二輪車に関しては、丸ビル関連の駐車場が集まる丸の内側は、都内でもバイクスペースがとても充実したエリアと言えるので、二輪車で東京駅周辺へアクセスする方は、八重洲側より丸の内側で探すのが効率的と言えるでしょう。

乗り入れ路線：ＪＲ東海道本線・ＪＲ山手線・ＪＲ京浜東北線・ＪＲ横須賀線・ＪＲ総武本線・ＪＲ京葉線・ＪＲ中央線・ＪＲ中央本線・ＪＲ上野東京ライン・ＪＲ東北新幹線・ＪＲ上越新幹線・ＪＲ北陸新幹線・ＪＲ東海道新幹線・東京メトロ丸ノ内線