【武蔵境】定期利用の駐輪場おすすめ６選！料金や空き状況･申し込みまで解説！

個性豊かなブランドタウンがひしめく中央線沿線の中でも、隣り合う三鷹や吉祥寺にはない敷居の低い暮らしやすさが魅力の武蔵境エリア。都心各所への交通利便性はもちろん、武蔵野の面影を随所に残す自然豊かな文教地域としても知られています。また駅周辺には駅ナカ施設や大型スーパー、地域のモール商店街が充実し、近隣エリアからも多くの人が集まる人気エリアになっています。

そこで今回は、そんな武蔵境エリアで定期利用できるおすすめ駐輪場を解説します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較からワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。（初出稿 2020年5月19日）

※もし定期の順番待ちのあいだ一時利用をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。

【武蔵境】一時利用が安いオススメ駐輪場１０選！無料時間や24時間料金も紹介！

人気の中央線沿線の中でも、隣り合う三鷹や吉祥寺にはない敷居の低さが魅力の武蔵境エリアで一時利用できるおすすめ駐輪場を北口･南口に分けて解説します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較からワンポイント情報まで地図屋表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

chari-parking.com

2020.05.19

【武蔵境】月極駐輪場まとめ（一覧マップ・料金リスト・各駐輪場データ）

【武蔵境エリア】おすすめ定期駐輪場６選！

❶　武蔵境駅西中央高架下自転車駐車場

西側の線路高架に整備された市営の自転車定期施設です。小金井側の高架下は回遊空間(ののみち)や私鉄施設が場所を分け合っているため、市営駐輪場が雨に濡れやすい位置になっているのが難点ですが、線路付近がおもな定期ロケーションの武蔵境エリアでは、もっとも駅に近い定期スペースがこの施設になります。そのため駅チカ優先の方はこちら、月額重視なら隣接する❷を検討するといいでしょう。

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❷　武蔵境駅西高架下自転車駐車場

前述の西中央施設(❶)の西側で隣接する市営施設です。もちろん駅からはさらに遠くなりますが、その分月額は南施設(❻)に次いで割安になります。料金だけでなく、こちらならほぼ西武線の高架下が場内になるので、➊よりも雨に濡れにくいのが大きな利点と言えます。また原付の定期スペースとしてもエリア最安なので、50ccバイクの方は第一候補になるはずです。

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❸　武蔵境駅北口第２自転車駐車場

バスロータリーから延びるケヤキ並木の商店通り「スイングロード」に面した市営のゲート式立体駐輪場です。南北側にひとつずつある貴重な屋内の定期施設になり、係員も常駐しているので、防犯面が心配な高架下などより安心感があります。そのため月額面ではどうしても割高にはなりますが、もし屋根がない屋上でもかまわなければ、高架下などよりむしろ割安になるので、手ごろで安心な定期利用が可能です。

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❹　武蔵境駅みずき通り自転車駐車場

通称“みずき通り”と呼ばれる都道沿いに整備された市営の平置き駐輪場です。立地的には駅チカとは言えませんが、歩行者優先の商店通りに囲まれた北口エリアでは、いちばん駅近くを走る自動車通り沿いなので、市営で唯一125ccバイクまで契約が可能となっています。借地利用なので将来的には廃止の心配はあるものの、人目の少ない高架下より大通り沿いのこちらは安心度もやや高いので、50cc原付の方もぜひ検討してみてください。

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❺　武蔵境駅南自転車駐車場

かえで通りの一本西側の道路沿いに立つエリア最大の市営駐輪場であり、自転車定期専用の立体施設になります。駅まではすこし距離があるものの、線路南側の街なかでは唯一の定期ポイントになり、係員も常駐していることから、防犯面が心配な高架下などより安心感があります。そのわりには下の階でもそれほど割高な月額ではありませんし、特に屋根がない屋上などは、武蔵境エリアでもっとも安い自転車スペースになります。

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❻　ECOPOOL 西武武蔵境第３駐輪場（B-box）

西側高架下にある西武グループの一時駐輪場(西武スマイルパーク武蔵境駅第３駐輪場)には、ロッカータイプの月ぎめBOXも設置されています。高い防犯性能が最大の魅力やメリットになり、一般的な定期施設と比べてかなり割高ではありますが、これでも以前よりは３割ほど値下げ(以前は5400円/月)されています。ロッカー内部はフック吊り下げ式になり、重量やサイズ制限(以下表参照)などはありますが、申込み手続きもオンラインで手軽にできるので、高価な自転車に乗っている方はぜひ検討してみてください。

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【武蔵境エリア】その他の定期駐輪場

❼　武蔵境駅東高架下自転車駐車場

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【武蔵境エリア】月極駐輪場の申し込み方法や空き情報！

武蔵境エリアの定期駐輪場はすべて市営の施設になりますが、管理運営は公益財団法人 自転車駐車場整備センターが行っています。

近年コロナ禍の影響により定期利用の需要や状況も大きく変化していますが、武蔵野市でも定期利用から一時利用への転換の流れが見られ、併せて月額料金の値上げや契約の単月化なども段階的に実施されてきているので、今後の定期事情については注視が必要です。

また感染対策の観点から、申し込み手順や手続き方法も見直されており、これまでは現地窓口での受付のみでしたが、現在はオンライン手続きや郵送での申請に変わっています。⇒武蔵野市自転車駐車場定期利用ページ

ここで大まかな流れを少しおさらいすると、

① １次募集
新年度分(４月～翌年３月)の利用希望者を、１月初旬～中旬にオンライン及び郵便にて申し込み受付 ⇒ １月末頃に抽選結果発表・通知

② ２次募集
２月中旬～下旬に空きがある施設の２次募集受付 ⇒ ３月上旬頃に抽選結果発表・通知

③ 随時募集
５月以降は空き区画※の随時募集 ⇒ 毎月１日(AM10時～)にWEBおよび各駐輪場にて空車発表 ⇒１日～５日のあいだ申し込み受付 ⇒中旬ごろに抽選結果発表･通知　※武蔵野市駐輪場募集状況

になります。

毎年、上記の募集要項やスケジュールは微妙に変わりますので、必ず定期利用の専用ページなどをよく参照のうえ検討を進めるようにしてください。

※自転車駐車場整備センターホームページより(参考イメージ)

まとめ

近年中央線沿線エリアは、南北を分断していた線路や駅施設の高架化が進み、人や自転車の往来がしやすくなりましたが、この武蔵境エリアも中央線や西武線の複々線化により、市街地の風通しが格段に良くなった地域です。

そのため自転車利用についても、線路に邪魔されずに移動できるようになりましたし、駐輪場も立地を気にせず選びやすくなっています。

ただし駅周辺での用地確保が難しい武蔵野市は、定期スペースも高架下の置き場が主力となるエリアであり、この武蔵境駅周辺でも利便性が高い街なか立地の施設は、南北側に１か所ずつ(❸❺)あるだけになります。

また記事でもふれたとおり、一時利用と定期利用のバランス見直しなどに合わせて、月額料金の改定や単月更新化などの抑制的な変更も頻繁に進められている最中なので、定期利用者は常に情報をアップデートしておくことがポイントになります。

いっぽうで常に混みあっていた定期稼働率は、コロナ禍以降はやや緩和されてきていますし、オンラインによる申し込みや手続きが可能になったことで利用がしやすくなったのもうれしい点と言えるでしょう。

なお前述のとおり、借地利用による暫定置き場が多い武蔵野市は、今後はやや郊外立地の恒久的な施設整備を目指しているため、当面のあいだは駐輪場などの新陳代謝が続いていくと思われます。

乗り入れ路線：JR中央線・西武多摩川線