【名古屋駅】一時利用が安いおすすめ駐輪場まとめ！無料時間や屋根付きなのは？

金の鯱も見下ろす高層ランドマーク群に囲まれた名古屋駅は、中部圏最大のターミナルとして多くの利用客が行き交います。地上だけでなく、地下空間の利便性も魅力の名駅周辺では、リニア開業を控えたさらなるまちづくりも計画され、ビジネス街としてだけでなく、最大繁華街の栄エリアに劣らない商業市街地としても注目されつつあります。

そこで今回は、そんな名古屋駅周辺で一時利用できるおすすめ駐輪場を東口･西口に分けて紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較･ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年5月31日）

※もし定期利用の予定がある方は、こちらも参考にしてみてください。

【名古屋駅】定期駐輪場のおすすめ７選！料金から空き状況･申し込み方まで！

金の鯱を見下ろすランドマークビルが林立する名古屋駅周辺のおすすめ定期利用駐輪場を紹介します。各駐輪場の紹介から料金比較･ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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2020.06.01

【名古屋駅】一時駐輪場まとめ（ 一覧マップ・料金リスト・各駐輪場プロフィール）

※料金時間には最初の無料時間も含まれる場合がありますので、よくお確かめの上ご利用ください。
※｢バイク可｣でも、駐輪枠のサイズによりすべての自動二輪車が利用できるとは限りません。
※商業･公共施設などの利用者のための駐輪場は、マナーやルールを十分考慮のうえご利用ください

【名古屋駅】おすすめ一時駐輪場８選！

━ 　名古屋地区自転車駐車場

かつては用地確保の難しさによる駐輪スペースの不足から、放置自転車数が全国ワーストだったこともある名古屋駅周辺は、現在では駅まわりのほとんどの大通り沿いに路上駐輪帯が設置されました。

そのうち、駅により近い区画(赤いエリア)は利便性が高い分やや高めの料金設定になりますが、鉄道や駅ナカ・地下街利用がしやすいスペースになり、太閤通ガード下には雨に濡れない場所もあります。

特に最近では、名駅周辺で初めて自転車を一定時間無料で置けるようになったので、駅まわりでのちょっとした買い物や用足しにも力を発揮するはずです。

さらに駅正面から延びる桜通には、貴重な駅チカの原付置き場(🏍アイコン)も設置されており、料金も18時間100円と手ごろです。駅北のガード下にはさらに割安な原付区画(🏍アイコン)などもありますが、天気が悪くなければ駅正面のこちらがだんぜん便利でしょう。

ただし、駅に近づくほど混みあうことが多くなる(特に桜通口側)ので、中心エリアからは少し遠い割安区画(青いエリア)や、混雑度がそれほどでもない太閤通口側も視野に入れて空きを探すといいでしょう。

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━ 　名古屋地区自転車駐車場

かつては用地確保の難しさによる駐輪スペースの不足から、放置自転車数が全国ワーストだったこともある名古屋駅周辺は、現在では駅まわりのほとんどの大通り沿いに路上駐輪帯が設置されました。

そのうち駅から少し遠い区画(青いエリア)は、立地が悪くなる分駅チカスペースの半額料金で利用ができます。

太閤通ガード下や新幹線高架下(上記ビュー参照)には雨に濡れない自転車区画もあり、特に新幹線高架下は路上ではなく唯一のゲート式で安心感がありますし、比較的空いていることが多い穴場ポイントでもあります。

また駅北のガード下にも、やはり屋根があって割安な原付区画(🏍アイコン)などがあります。

特に駅に近い側の区画(赤いエリア)はどうしても混みあうことが多くなるので、あえて最初から料金も手ごろなこちらのエリアを狙って置いてしまうのもかえって効率的かもしれません。

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➊　大名古屋ビルヂング駐輪場

名駅のシンボルビルとして、桜通口正面で永く営業してきた大名古屋ビルヂングには、2016年の建て替え時に機械式の地下タワー駐輪場が新設されました。建物北側に４基の入出口があり、ICカードをかざせば数秒～30秒弱で自動入出庫が可能です。地域最大の1000台近い収容規模を有し、現時点では立地的にも駅構内に最寄りのうえ、24時間毎100円で天気や防犯面の心配もまったくないことから、イチオシの自転車駐輪場がこちらになります。ただし機械式のため、定期だけでなく一時利用でも事前の車両規格検査※や有料登録が必要になります。

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❷　シンフォニー豊田ビル駐輪場

ミッドランドスクエアやウインクあいち、柳橋市場などの人気スポットに囲まれ、自身もやホテル、シネコン、飲食店などが入る複合高層ビル「シンフォニー豊田ビル」の自転車置き場です。広小路口にもほど近い終日100円のスペースであり、なんと言っても東口側では貴重な敷地内の平置きスペースになります。屋根がないのは難点ですが、４丁目界隈のトヨタ関連ビル(シンフォニー/センチュリー/クロスコート/ミッドランド)は地下通路で環状につながっており、そのまま地下街や駅構内へも足を伸ばせるので、駅前エリアの散策にぜひとも覚えておきたい一時ポイントと言えるでしょう。

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❸　ミッドランドスクエア駐輪場

東海圏随一の高層ビルとして、人気の展望施設もかかえる商業複合施設「ミッドランドスクエア」には、建物北東のかどに入出口がある機械式の地下駐輪場が設置されています。大名古屋ビルヂング(➊)と同じく、車両サイズ等のチェックが必要になりますが、こちらは事前登録などは必要ありません。料金的には高めですし、夜間は閉場する点も注意ですが、➊と並ぶ駅正面の好立地で安心の施設なので、列車利用が多い方で天気や防犯面がどうしても気になる方は、➊やこちらを利用するといいでしょう。

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❹　JPタワー名古屋駐車場/駐輪場

人気のKITTE名古屋なども入る駅ビルタワーのひとつ「JPタワー名古屋」の利用者駐輪場です。地下の自転車施設は、名駅エリアでは唯一自走式の屋内駐輪場なので、機械式のように車両規格を心配せずに利用できるのが魅力です。また料金は高めですが、JPタワー駐車場内(※)には大きめバイクも置ける貴重な二輪スペースもあります。もちろんビル内の連絡通路をたどれば、他のタワービルや地下街、駅構内とも行き来できるので、駅直結の置き場として覚えておいて損はありません。※タワーズ駐車場ではありません

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❺　タワーズ北駐輪場

タワーズ北交差点角にあるJR高架前の自転車施設であり、タワーズ駐車場進入口のちょうど向かいにあります。２階分くらいのスロープを昇り降りしなくてはいけませんが、スライドラックが整然と並べられた場内はきれいで使いやすいですし、ルーセントタワー前などにある同じ終日100円の市営(ブルーライン)より防犯面ではるかに安心感があります。駅改札からは少し遠めの自転車スペースですが、特に新幹線利用が多い方などは穴場ポイントとして覚えておくと便利でしょう。

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❻　名駅北バイク駐輪場

太閤通口前を囲むホテルエリアにある二輪車の平置き駐輪場です。名駅周辺では自動車と同額で二輪も置ける駐車場はいくつかありますが、こちらはバイク専用の貴重な施設なので、収容力や料金面でもっとも頼りになる置き場です。特にワンコインの終日打ち止め料金があるのが魅力であり、屋根もしっかり完備していることから、新幹線口側のレールライド用スペースとして第一候補になる駐輪場と言えるでしょう。

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【名古屋駅】その他の一時駐輪場

❼　名鉄スカイパーキング

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❽　オータケパーキング

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❾　パークゼウス太閤1丁目

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❿～⓮　ささしまライブ 北/南 自転車駐車場

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⓯　グローバルゲート自転車・バイク置場

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⓰　マーケットスクエアささしま駐輪場

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【名古屋駅】自転車の放置禁止区域や撤去場所・返還方法を解説！

駐輪用地の不足から放置自転車数で全国ワーストも経験(2006年)している名古屋駅の周辺では、近年歩道を利用したスペースが整備されたことに加え、商業ビルの増加にともなう土地効率がいい地下機械スペースなども増えつつあります。

ただまだまだ足りているとは言えないのが実情であり、依然として栄地区や伏見エリアに次いで放置車両が多い状態と言えます。

もちろん名駅周辺は、以下のような広い放置禁止区域に囲まれており、最近ではさらに笹島小学校周辺や南２丁目界隈まで禁止エリアが拡大されてきています。

※名古屋市ホームページより

万一撤去されてしまうと、以下のような遠方の保管場所までわざわざ行き、高い手数料を払って返還してもらうことになるのでくれぐれも注意してください。

このように「ほんの少しのあいだだから・・」とお金や手間を惜しんで撤去されてしまうと、かえってそれ以上の労力とコストがかかってしまうものです。

くれぐれも “急がば回れ” の気持ちで、記事も参考にしながら駐輪場利用を心がけてみてください。

まとめ

県内屈指の商業繁華街としてにぎわう栄地区に対して、交通利便性に優れたビジネス街として発展してきた名古屋駅周辺は、もともと駐輪環境の整備が早くから進んでいたわけではないので、特に一時利用などは置き場に困ることが多かったエリアです。

タワーズ開業などをきっかけとした商業環境の充実にともない、大通り沿いを中心に路上駐輪帯などが設置された結果、現在では置く場所がまったくないということはなくなりましたが、それでも駅チカでの駐輪は苦労することが多いのが実情と言えます。

ただし最近では、ビルの地下を利用した土地効率のいい機械式駐輪場(➊❸)なども新設されはじめており、車検等の入出庫手続きの手間を惜しまなければ、駅チカで安心度が高い駐輪が可能になってきました。

また、これまでは列車利用を前提とした終日～長時間向きの施設がほとんどでしたが、前述の路上駐輪帯に待望の無料時間が初めて設定されたのは、名駅周辺の一時利用事情において大きなニュースと言えるでしょう。

リニア開業にともなう新たなまちづくりが計画されている駅周辺では、駐輪場の新設や拡充なども見込んでいるようなので、今後さらなる駐輪環境の整備が期待されます。

乗入れ路線：ＪＲ東海道本線・ＪＲ中央本線・ＪＲ関西本線・ＪＲ東海道新幹線・名古屋市営地下鉄・近鉄名古屋線/本線・名古屋臨海高速鉄道あおなみ線