多摩川や生田緑地などの開放的な自然環境に囲まれ、新宿、川崎などの都市部や、箱根、江ノ島といったレジャー地域へも気軽に足を伸ばせる登戸エリア。付近には再開発が計画される向ケ丘遊園跡地や人気の藤子・F・不二雄ミュージアムもかかえ、利便性と環境が両立したリバーサイドタウンとしても注目を集めています。
そこで今回は、そんな登戸駅周辺で一時利用できるおすすめ駐輪場を生田緑地口・多摩川口に分けて紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較やワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年11月26日)
※もし定期利用の予定がある方は、こちらも参考にしてみてください。
【登戸】一時駐輪場まとめ(一覧マップ/料金リスト/各駐輪場の紹介)
※料金時間には最初の無料時間も含まれる場合がありますので、よくお確かめの上ご利用ください。
※「バイク可」でも、駐輪枠のサイズによりすべての自動二輪車が利用できるとは限りません。
※商業施設などの利用者のための駐輪場は、マナーやルールを十分考慮のうえご利用ください。
【登戸駅 生田緑地口】おすすめ一時駐輪場7選!
➊ オダクル登戸第1
小田急中央改札下の連絡通路にある小田急管理の高架下駐輪場であり、出入り口はドトールや吉野家の向かい側にあります。もちろん小田急線乗り場には最寄りの自転車ポイントですし、南武線の生田緑地口にもいちばん近い施設になります。なんと言っても一般駐輪場としては唯一の無料時間があるので、駅ナカスーパーはもちろん、商業施設が増え始めた区画整理エリアでの買い物や用足しにも使い勝手がいい一時ポイントと言えます。
屋内外 | 屋外(駅施設下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車台数不明 |
自転車/一時 | 1時間無料 5時間毎100円 |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸 |
電話 | 044-932-7040 |
備考 |
❷ ❸ オダクル登戸 / 登戸第3
小田急線ホーム南側をくぐるガード道路の両側にも小田急管理の高架下駐輪施設があり、登戸駅周辺ではもっとも収容規模が大きい主力の置き場エリアになります。第1施設(➊)に次いで駅チカの一時スペースですが、こちらは公共交通利用での終日~長時間利用に最適な施設であり、高架下に置ければ雨天時も安心です。また生田緑地側では実質的に原付を置ける唯一の施設でもあります。
屋内外 | 屋外(一部高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 台数不明 |
自転車/一時 | 10時間毎110円 |
原付/一時 | 10時間毎220円 ※オダクル登戸のみ |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸 |
電話 | 044-932-7040 |
備考 | 50cc以下 |
❹ ❺ オダクル登戸 A/B
あらたな街づくりが進む小田急線西側に新設された小田急管理の駐輪場です。こちらは➊~❸とは違い高架よこの青空スペースではありますが、新たな商業ストリートも予定される整備街区にも面しているので、今後鉄道利用だけでないさまざまな利便性が期待される自転車置き場と言えそうです。特に駅寄りのA区画には、ラック間が広めのらくらくエリアも43台分あるので、子乗せ自転なども安心して置けるはずです。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 台数不明 |
自転車/一時 | 一般 10時間毎110円 らくらく 10時間毎220円※Aエリアのみ |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸 |
電話 | 044-932-7040 |
備考 |
❻ 第3施設(登戸駅周辺自転車等駐車場)
あらたな街づくりが進む駅西側エリアの自転車施設であり、以前は現在のマルエツあたりにありましたが、区画整理によりこちらに移設されています。市営第4施設がやはり区画整理で最近(令和4年)廃止された現在では、生田緑地口側の唯一の市営一時施設です。立地的には高架下スペースに劣るものの、終日100円で置ける最安の自転車ポイントなので、やや駅からは離れた場所ではありますが、公共交通等で終日出かける際などはイチオシと言えます。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車 一時227台/定期169台 |
自転車/一時 | 1日100円 |
自転車/定期 | 1か月 1700円 3か月 4800円 |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸2568-1 |
電話 | 044-922-2631 |
備考 |
❼ 丸栄登戸パーキング
川崎方面側の南武線沿いにある民間駐輪場で、駐車場内の一画に設置されています。台数もそれほど置けない青空スペースですが、高架下に集まる小田急駐輪場より時間料金が割安でなので、駅チカ駐輪場が混みあっている際は、代替え施設として覚えておいて損はありません。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車23台 |
自転車/一時 | 12時間毎100円 |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸3330 |
電話 | 0120-162-088 |
備考 |
【登戸駅 生田緑地口】その他の一時駐輪場
❽ ヨシザワセントラルビル駐輪場
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車14台 原付バイク11台 |
自転車/一時 | 1時間毎100円 |
原付バイク/一時 | 1時間毎200円 |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸3414 |
電話 | 03-6740-2880 |
備考 | ・バイク可 ・ハトヤ提携あり |
❾ ハトヤ駐輪場
屋内外 | 屋内(6F) |
営業時間 | 7:30-23:30 |
台数 | 自転車163台 |
自転車/一時 | 2.5時間無料 7時間毎100円 |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸3414 |
電話 | 044-900-0392 |
備考 | 利用客割引あり |
❿ オーケー登戸店お客様専用駐輪場
屋内外 | 屋内/屋外(屋根あり) |
営業時間 | 8:30-21:30 |
台数 | 台数不明 |
自転車/一時 | 1時間無料 1時間まで100円 以降1時間毎200円 |
原付バイク/一時 | 1時間無料 1時間まで100円 以降1時間毎200円 |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸2535-1 |
電話 | 044-299-6360 |
備考 | ・バイク可 ・2000円以上利用でさらに1時間無料 |
【登戸駅 多摩川口】おすすめ一時駐輪場3選!
➊ オダクル登戸第2
多摩沿線道路沿いの高架下にある小田急電鉄の駐輪場です。多摩川口に最寄りの自転車スペースであり、南武線改札には目の前の階段を上ればすぐですし、小田急線乗り場とも屋根付きデッキで快適に行き来できます。多摩川口側には割安な市営駐輪場もふたつ(❷❸)ありますが、駅チカ・屋根ありの条件がそろったこちらは、使い勝手ならいちばんと言えるでしょう。
屋内外 | 屋外(高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車台数不明 |
自転車/一時 | 10時間毎110円 |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸 |
電話 | 044-932-7040 |
備考 | 交通系カード清算で単価107円 |
❷ 第1施設(登戸駅周辺自転車等駐車場)
多摩川沿線道路わきの用水路上に設置された市営の自転車施設です。多摩川口は目と鼻の先ですし、場外の定期スペースに対して一時利用は柵内になるので安心感もあります。細長い場内の、特に奥側は出入りが大変ですが、終日100円の自転車ポイントとしてはもっとも駅チカなので、晴れた日のお出かけには第一候補になるはずです。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車 一時177台/定期12台 |
自転車/一時 | 24時間毎100円 |
自転車/定期 | 1か月 1700円 3か月 4800円 |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸新町420 |
電話 | 044-911-2287 |
備考 |
❸ 第6施設(登戸駅周辺自転車等駐車場)
津久井道(世田谷通り)の高架下に設置された市営の駐輪場です。撤去車両の保管所も兼ねたこちらは、多摩川口側で唯一原付バイクも駐められる施設であり、駅からは離れた立地ながら格安の終日料金(自転車50円/二輪80円)で雨も気にせず置いておけるのが最大の魅力です。特に125cc以下もOKだった生田緑地口側の第4施設が廃止になった現在では、二種バイクも置ける貴重な一時施設となっています。
屋内外 | 屋外(高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車 一時102台/定期196台 原付 一時31台/定期55台 |
自転車/一時 | 24時間毎50円 |
自転車/定期 | 1か月 800円 3か月 2400円 |
原付/一時 | 24時間毎80円 |
原付/定期 | 1か月 1300円 3か月 3800円 |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸新町316-7 |
電話 | 044-911-2287 |
備考 | 125cc以下 |
【登戸駅 生田緑地口】その他の一時駐輪場
❹ PARK SHIP 登戸駅前時間貸駐輪場
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車台数不明 |
自転車/一時 | 24時間毎100円 |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区登戸新町400 |
電話 | 調査中 |
備考 |
【登戸】自転車の放置禁止区域や撤去場所・返還方法を解説!
郊外エリアの乗り換え拠点であり、これまで商業施設も少なかった登戸駅周辺は、川崎市内では放置自転車がそれほど多いエリアではありませんが、市営第1駐輪場(❷)よこの第1公園まわりには違法駐輪が目立っていた時期があります。
また隣の向ヶ丘遊園駅周辺はどちらかと言えば放置車両の多いエリアであり、特に商業施設が増えつつある区画整理地域などは共有の市街地とも言えます。
そのため放置禁止区域も、以下のように向ケ丘遊園駅周辺と連結して指定されており、その範囲はほぼ全域と言えるため、くれぐれも注意が必要です。
万一撤去されてしまうと、以下のような便の悪い保管場所までわざわざ行き、高い手数料を払って返還してもらうことになるのでくれぐれも注意してください。
このように「ほんの少しのあいだだから・・」とお金や手間を惜しんで撤去されてしまうと、かえってそれ以上の労力とコストがかかってしまうものです。
くれぐれも “急がば回れ” の気持ちで、記事も参考にしながら駐輪場利用を心がけてみてください。
まとめ
JRと私鉄の乗り継ぎポイントとして親しまれてきた登戸駅の周辺は、これまで地域商店街以外にめぼしい商業施設がほとんどなかったため、駐輪場も公共交通利用向けの線路下施設がメインだった地域です。
特に、これまでちょっとした買い物や用足しに便利な無料時間もある施設は、駅ナカ施設利用向けのオダクル第1(➊)だけでしたが、小田急線西側の区画整理が進むにつれ商業スペース(❽❾❿など)や手軽に使える屋外駐輪場(❹❺)などが新たにできつつあります。
また小田急線路東側の緑地口前には駅直結の大型複合施設の竣工予定もあり、駐輪場の新設も予定されているようです。
区画整理によって施設の新陳代謝はあるものの、市営駐輪場は終日で自転車100円、原付150円程度の割安相場ですし、立地にこだわらなければ自転車・原付ともに100円を切る格安スペース(❸)も見つかります。
一方で、登戸駅周辺には125ccを超える大きめバイクの一時スペースがほぼないのが難点なので、この界隈の目玉スポットや自然散策にツーリングでアクセスしようとする方は注意が必要です。※向ヶ丘遊園駅周辺には2か所程度あり
なお、市営施設の一部については空き状況ページもあるので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
乗り入れ路線:JR南武線・小田急小田原線
コメント