「ほ(穂)のくに」と称される豊かな風土が自慢の愛知県豊橋市は、名古屋や東京へのアクセスにも優れた東三河の人気生活エリアです。主要都市との移動客でにぎわう新幹線ターミナル・豊橋駅の周辺には名物の路面電車も走り、買物客や鉄道利用者で終日人通りが絶えません。
そこで今回は、そんな豊橋駅周辺で一時利用できるおすすめ駐輪場を東口・西口に分けて紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較・ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年9月5日)
※もし定期利用の予定がある方は、こちらも参考にしてみてください。
【豊橋】一時駐輪場まとめ(一覧マップ・料金リスト・各駐輪場データ)
※料金時間には最初の無料時間も含まれる場合がありますので、よくお確かめの上ご利用ください。
【豊橋駅 東口】おすすめ一時駐輪場3選!
➊ 豊橋駅東口自転車等駐車場(とめちゃりん東/駅前地下エリア)
東口側の駅前地下駐輪場は、ロータリーを囲むように計5か所の車両出入り口があります(原付入口はスターバックス前のロータリー側からのみ)。自転車・原付ともにエリア最大の収容数を持ち、駅ナカモール「カルミエ」も入る駅ビルや新豊橋駅とは地下通路から直結しているので、利便性も抜群です。料金的にも手頃な日ぎめ価格ですし、駅ナカ施設(カルミア)1000円以上利用で無料になるのもうれしい点と言えます。また以前は0時過ぎまでだった利用時間も、現在は終電に対応した時間に変わったので利用しやすくなっています。なお22:00~25:30以内での入出庫は無料ですが、超過してしまうと2日分の料金になるので注意ください。
屋内外 | 屋内 |
営業時間 | 5:15-25:30 |
台数 | 自転車3300台 原付900台 |
自転車/一時 | 1日100円 ※22:00~25:30以内の入出庫は無料 |
自転車/定期 | <一般> 1か月 2110円 3か月5750 円 6か月 10230円 <学生> 1か月 1370円 3か月 3720円 6か月 6620円 |
原付/一時 | 1日150円 ※22:00~25:30以内の入出庫は無料 |
原付/定期 | 1か月 3180円 3か月 8630円 6か月 15350円 |
住所 | 愛知県豊橋市駅前大通1丁目地内 |
電話 | 0532-56-1010 |
備考 | ・50cc以下 ・カルミア1000円以上で原付・自転車の1回無料券 |
❷ 豊橋駅東口自転車等駐車場(城海津エリア)
駅北側の車両基地施設前にある市営駐輪場で、こちらは中~大型バイク専用の施設になります。駅前からは400mほど離れていますし、台数もわずかですが、線路東側で大きめバイクを駐めたいときはここ一択になります。屋外ながら屋根も完備していますし、なんと言っても市営の中では唯一のコイン清算式のため、当日区切りではなく24時間料金なのも使いやすいでしょう。なお隣には自転車・原付の無料スペース(❸)もあります。
屋内外 | 屋外(屋根あり) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | バイク 一時10台/定期4台 |
バイク/一時 | 24時間毎200円 ※入庫後3分以内無料 |
バイク/定期 | 1か月 4180円 3か月 11300円 6か月 20100円 |
住所 | 愛知県豊橋市駅前大通2-155 |
電話 | 0532-56-5080 |
備考 | 50cc超 |
❸ 城海津跨線橋北無料駐輪場
駅北側の車両基地施設前にある市営の路上駐輪場であり、自転車だけでなく原付も無料で駐めることができます。公営の無料置場はほとんどが郊外にあるのが普通ですが、こちらは中心市街地にある珍しい施設なので、駅利用にもじゅうぶん重宝するはずです。もちろん混み合っていることも多いですし、マナー面によるリスクや防犯対策には十分留意する必要があります。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 合計240台 |
自転車/一時 | 無料 |
原付/一時 | 無料 |
住所 | 愛知県豊橋市駅前大通2丁目地内 |
電話 | 0523-51-2505 |
備考 | 50cc以下 |
【豊橋駅 西口】おすすめ一時駐輪場4選!
➊ 豊橋駅西口自転車等駐車場(とめちゃりん西/駅前地下エリア)
新幹線口でもある西口側の地下駐輪場は、駅前大通りの両側に計3か所の車両出入り口があり、東口のように駅構内には直結していませんが、駅前エリアでの移動がしやすい地下道(プロムナード)に接続しています。自転車・原付ともに線路西側で最大の収容数を持ち、手頃な日ぎめの料金ですし、駅ナカ施設(カルミア)1000円以上利用で無料になります。以前は0時過ぎまでだった利用時間も、現在は終電に対応した時間に変わったので利用しやすくなっています。なお22:00~25:30以内での入出庫は無料ですが、超過してしまうと2日分の料金になるので注意ください。
屋内外 | 屋内 |
営業時間 | 5:15-25:30 |
台数 | 自転車1200台 原付100台 |
自転車/一時 | 1日100円 ※22:00~25:30以内の入出庫は無料 |
自転車/定期 | <一般> 1か月 2110円 3か月5750 円 6か月 10230円 <学生> 1か月 1370円 3か月 3720円 6か月 6620円 |
原付/一時 | 1日150円 ※22:00~25:30以内の入出庫は無料 |
原付/定期 | 1か月 3180円 3か月 8630円 6か月 15350円 |
住所 | 愛知県豊橋市花田一番町地内 |
電話 | 0532-33-7071 |
備考 | ・50cc以下 ・カルミア1000円以上で原付・自転車の1回無料券 |
❷ リパーク豊橋駅西口駐輪場
西口交通広場のほぼ正面付近にあるエリア唯一の民間駐輪場です。料金的には市営のほうが手ごろですが、駅チカの地上にさっと平置きできる利便性はメリットと言えます。市営地下とは違って24時間出入りもできるので、天気のいい日に日中程度置いて分には、その手軽さがおすすめです。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車78台 |
自転車/一時 | 12時間まで100円 以降12時間毎50円 |
住所 | 愛知県豊橋市花田一番町183-2 |
電話 | 0120-325-130 |
備考 |
❸ 豊橋駅西口自転車等駐車場(白川エリア)
牟呂用水路の上部に設置された市営駐輪場です。自転車はもちろん、原付や自動二輪などすべての車両に対応した施設はここだけになります。また地下駐輪場は東西とも夜間出入りができませんが、こちらなら24時間いつでもOKなので安心感があります。大きめバイクのみ屋外区画になるのは注意ですが、地下への昇り降りが苦手な方は立地もそれほど悪くないこちらをまず覗いてみるといいでしょう。
屋内外 | 屋内(一部屋外) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車268台 50cc以下136台 50cc超15台 |
自転車/一時 | 1日100円 |
自転車/定期 | <一般> 1か月 2110円 3か月5750 円 6か月 10230円 <学生> 1か月 1370円 3か月 3720円 6か月 6620円 |
原付バイク/一時 | <50cc以下> 1日150円 <50cc超> 1日200円 |
原付バイク/定期 | <50cc以下> 1か月 3180円 3か月 8630円 6か月 15350円 <50cc超> 1か月 4180円 3か月 11300円 6か月 20100円 |
住所 | 愛知県豊橋市白河町155 |
電話 | 0532-33-7071 |
備考 | カルミア1000円以上で原付・自転車の1回無料券 |
❹ 立花町牟呂用水沿線路上無料駐輪場
牟呂用水路の上部に設置された市営の屋外駐輪場であり、自転車だけでなく原付も無料で駐めることができます。公営の無料置場はほとんどが郊外にあるのが普通ですが、こちらは中心市街地にある珍しい施設なので、駅利用にもじゅうぶん重宝するはずです。もちろん混み合っていることも多いですし、マナー面によるリスクや防犯対策には十分留意する必要があります。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 合計150台 |
自転車/一時 | 無料 |
原付/一時 | 無料 |
住所 | 愛知県豊橋市立花町 |
電話 | 0523-51-2505 |
備考 | 50cc以下 |
【豊橋】自転車の放置禁止区域や撤去場所・返還方法を解説!
豊橋駅エリアは、ときわ通りなど東側繁華街を中心に放置自転車数多く見かけるエリアです。近年では駐輪場の拡充などにより大幅な減少傾向が続いていますが、引き続き警告や取り締まりが強化されているので注意ください。
ちなみに豊橋駅の周辺では、以下の広いエリアが放置禁止区域として指定されており、警告~撤去の対象になります。
万一撤去されてしまうと、以下の保管場所までわざわざ行き、高い手数料を払って返還してもらうことになります。
このように「ほんの少しのあいだだから・・」とお金や手間を惜しんで撤去されてしまうと、かえってそれ以上の労力とコストがかかってしまうものです。
くれぐれも “急がば回れ” の気持ちで、記事もしながら参考に駐輪場利用を心がけてみてください。
まとめ
豊橋駅周辺は、駐輪施設の数こそそれほど多くはありませんが、東西口前の地下に巨大な市営駐輪場が整備されているため、一時利用スペースの不足感はありませんし、その立地やロケーションから駅アクセスの快適性、雨天時・防犯面での安心度も申し分ありません。
一方で駐めやすい平場の施設や無料でちょっと置いておけるスペースがほとんどないのが難点であり、特に駅前に地下区画しかない東口側で放置車両が多いのも、そういった理由によるところが大きいと思われます。
ただ記事でも触れたように、市営の広い無料置場が郊外ではなく比較的駅チカにある希少な市街地でもあるので、面倒でも正規の駐輪スペースに駐めるように心がけてみてください。
なお、市営有料施設の指定管理会社である蔦井株式会社さんの特設ホームページは、とても充実したサイトになっており、各種利用方法も動画で分かりやすく案内されています。もし不明な点がある方は、ぜひ一度覗いてみるといいでしょう。
<東口/西口の地下2段ラックの使い方>
乗入れ路線:JR東海道本線・JR飯田線・JR東海道新幹線・豊橋駅鉄道渥美/東田線・名鉄名古屋本線
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