港町・横浜の新幹線玄関口として多くの利用客が行きかう新横浜駅は、多くのオフィスビルや宿泊施設に囲まれたビジネス街としても知られ、最近では東急・相鉄の直通路線開業でますます利便性が注目されるエリアです。また付近には横浜アリーナや日産スタジアムなどの人気スポットもかかえ、そのイベント開催日などには多くの来場者でもにぎわっています。
そこで今回は、そんな新横浜駅周辺で定期利用できるおすすめ駐輪場を新幹線口・篠原口に分けて紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較・ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2021年3月12日)
※もし定期の順番待ちのあいだ一時利用をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。
【新横浜駅】定期駐輪場まとめ(一覧マップ / 料金リスト / 各駐輪場の紹介)
【新横浜駅 新幹線口】おすすめ定期駐輪場2選!
➊ 新横浜駅第4駐輪場
環状2号道路の陸橋下にある市営駐輪場は、最近まで新横浜線関連工事の影響で移設されていましたが、令和2年度より再び駅前エリアの便利な場所に再設置されました。市営施設では唯一の屋根ありロケーションであり、ミニバイクが契約できるのもここだけになります。露天条件の第5(❷)と料金も変わらないお得感から、空き待ちになることがほとんどですが、天気や防犯面を気にせず置いておきたい方は予約してみてください。
屋内外 | 屋外(陸橋下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車419台 原付248台 |
自転車/一時 | 24時間毎80円 |
自転車/定期 | 1か月 1500円 3か月 4500円 |
原付/一時 | 24時間毎100円 |
原付/定期 | 1か月 2000円 3か月 6000円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-100-3 |
電話 | 0120-929-293 |
備考 | ・125cc以下 ・日祝の一時利用は無料開放 |
❷ 新横浜駅第5駐輪場
西側広場わきの横浜線路前に設置された自転車の歩道駐輪場です。新横浜陸橋の下にある屋根ありで有人の第4(➊)と同料金なので割高感はありますが、駐輪位置によっては北口に最寄りスペースになりますし、さっと出入りできる手軽さを重視する方には使いやすいはずです。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車110台 |
自転車/定期 | 1か月 1500円 3か月 4500円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-1-18先 |
電話 | 0120-929-293 |
備考 |
【新横浜駅 篠原口】おすすめ定期駐輪場3選!
❶ 新横浜駅駐輪場
駅前広場の大部分を占めている市営駐輪場であり、乗降階段前から跨線橋側の区画が定期専用スペースになります。青空条件ではありますが、JR利用の方にはもっとも改札アクセスが良好な立地ですし、篠原口側で有人施設はここだけなので安心感もあります。また敷地内には連絡地下通路の階段もあるので、駅ナカ施設や北口側での用事にも重宝するはずです。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車384台 原付145台 |
自転車/一時 | 24時間毎80円 |
自転車/定期 | 1か月 1500円 3か月 4500円 |
原付/一時 | 24時間毎100円 |
原付/定期 | 1か月 2000円 3か月 6000円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区篠原町2974-1 |
電話 | 0120-929-293 |
備考 | ・125cc以下 ・日祝の一時利用は無料開放 |
❷ Parking in 新横浜駅前駐輪場
篠原口広場内にあるコンビニ前の高架下には、JRが運営する自転車/ミニバイクの駐輪施設があり、篠原口側では唯一雨に濡れない貴重な定期スペースでもあります。料金的には市営施設より割高ではありますが、長期割り引きもありますし、立地的にも階段前の市営スペース(➊)に劣らずJR改札に最寄りなので、コストパフォーマンスは決して悪くはないはずです。
屋内外 | 屋外(高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車22台 原付6台 |
自転車/一時 | 14時間毎100円 |
自転車/定期 | 1か月 2000円 3か月 5000円 |
原付/一時 | 14時間毎200円 |
原付/定期 | 1か月 3000円 3か月 8000円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区篠原町2964 |
電話 | 03-6890-9522/03-5332-3727(高見沢サービス) |
備考 | 125cc以下 |
❸ 新横浜駅第2駐輪場
篠原口側の中でも、溝の口跨線橋を越えたJR横浜線の北側エリアにある唯一の自転車定期ポイントがこちらです。2番出口のすぐよこに位置し、入って左側がミニバイク、右側が自転車の区画になっています。特にブルーラインや新横浜線など地下鉄利用者には使い勝手がいい立地になります。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車62台 原付19台 |
自転車/定期 | 1か月 1500円 3か月 4500円 |
原付/定期 | 1か月 2000円 3か月 6000円 |
住所 | 神奈川県横浜市港北区篠原町2973-2 |
電話 | 0120-929-293 |
備考 | 125cc以下 |
【新横浜】定期駐輪場の申し込み方法や空き情報!
新横浜駅周辺の定期駐輪場は、そのほとんどが市営施設(❶❷❶❸)になり、管理運営は横浜市S&Cパーキング共同事業体が行っています。
新規の申し込みについては新横浜駅第4駐輪場(➊)の現地事務所で一括して受付をしており、発売期間は利用前月の20日~月末の6:30~20:00になります。なお定期購入に際しては、SuicaやPASIMOなど交通ICカードの登録が必須になるにで注意ください。
現地申し込みの際は、利用者でたて混む時間帯や巡回で係員不在時などもあるので、一度電話したうえで訪問するのが効率的でしょう。
なお管理運営をしているサイカパーキングのホームページでは、定期の空き状況や待ち人数も確認することがでるので、港北区の一覧ページから各駐輪場の詳細ページに進んでお確かめください。ちなみに記事更新時点では、ほとんどの施設で数人~十数人の待機者がいるようでした。
またJRが管理するParking in 新横浜駅前駐輪場(❷)についても少しふれておくと、こちらは現地備え付けの申請書を記入の上、郵送する形になりますので、参考にしてみてください。
なお記事更新時点では残念ながら順番待ちになってしまうようでしたので、こちらもまずは電話等で確認しながら行ってみるといいでしょう。
なおコロナの影響により、感染流行前と比べて定期事情は大きく変化しています。空き状況や募集方法などは今後流動的に変わることも予想されるため、必ず自治体や管理会社の広報紙・ホームページ等で最新情報をチェックするようにしてください。
まとめ
新横浜線の開設によりさらに利便性が高まった新横浜駅の周辺は、治水の歴史を持つ鶴見川沿いの低地を、高台の丘陵地が囲むエリアであり、特に線路南側の篠原/富士塚地区は坂や階段が多いので、自転車利用は電動アシストなどができれば必要となります。
※地理院地図より引用
また新幹線による広域利用客も多いことから、レールライド用の受け皿となる駐車/駐輪場がおもに篠原口前にたくさん集まっているエリアですが、自転車や二輪を定期利用できる施設は不足気味の印象があり、全体的にも稼働率は常に高めとなっています。
その中で人気が高いのは、屋根ありで有人管理の第4(➊)、いずれの路線にもバランスよくアクセスできる第2(❸)などになりますが、路上の第5(❷)や駅チカの新横浜駐輪場(➊)も意外に待機人数が少なめのようです。
またこのエリアの市営駐輪場は、立地や屋内/屋外などの条件に関係なく月額が統一されているので、料金に左右されず自分に合った施設を検討・チョイスできるはずです。
なお、二輪車についてはいずれも原付二種(125cc以下)までであり、今回の調査では大きめバイクが契約できる月ぎめ施設は確認できなかったので、民間のガレージスペース(バイクパークなど)も視野に入れて探してみるといいでしょう。
乗り入れ路線:JR横浜線・JR東海道新幹線・横浜市営地下鉄ブルーライン・相模鉄道新横浜線・東急新横浜線
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