【静岡駅】定期利用の駐輪場おすすめ７選！月極料金や申し込み･空き状況まで！

駿河湾を望む温暖で住みよい風土に包まれた静岡市は、東京圏ともほどよい距離感が人気の政令都市です。その玄関口として徳川家ゆかりの城下町が囲む静岡駅や新静岡駅の周辺には、県行政や商業の中心市街地が広がり、県内でもっともにぎわう繁華街エリアとして知られています。

そこで今回は、そんな静岡駅周辺のおすすめ定期利用駐輪場を調査してみました。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較･ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年3月28日）

※もし定期の順番待ちのあいだ一時利用をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。

【静岡駅】格安･無料の一時利用駐輪場おすすめ14選！24時間安い･屋根付きなのは？

今回は、駿府城下に県内有数の繁華・官庁街をかかえる静岡駅周辺のおすすめ一時利用駐輪場を調査します。各駐輪場の紹介から、料金比較・ワンポイント情報まで地図・表・写真で分かりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

chari-parking.com

2020.03.27

【静岡駅】定期駐輪場まとめ（一覧マップ / 料金リスト / 各駐輪場の紹介）

【静岡駅】おすすめ定期駐輪場７選！

❶　森下町駐輪場

駅前通りに立つ宿泊施設に囲まれた半地下～２階の市営立体駐輪場であり、“えきなん”と呼ばれる住宅エリアの南口側では唯一の駐輪施設がこちらです。そのため例年は希望者も多く、以前は抽選式でしたが、コロナ禍を経た現在は稼働率もやや落ち着いているようです。市営ではいちばん新しい施設になり、ガラス張りで吹き抜け構造の１～２階は明るくてきれいですし、南口は新幹線側の出入り口でもあるので、新幹線利用の方には特に使いやすい定期施設でもあります。

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❷ ❸　黒金町東 第１/第２ 駐輪場

駅をはさんだ東西側の在来線高架下には、市営駐輪場がふたつずつ整備されています。そのうち熱海方面側の東施設は、令和５年度から学生さんの自転車スペースが大幅に拡充され、代わりにミニバイク区画が縮小されました。商業地側とは逆の住宅エリア方面に対していることや、ガードわきで駅南からも利用しやすい立地から例年は希望者も多く、以前は抽選式でしたが、コロナ禍を経た現在は稼働率もやや落ち着いているようです。第１は建屋よこに自転車(一般)や原付の屋外スペースもあるので、さっと出入りしたい方には特におすすめかもしれません。

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❹ ❺　黒金町西 第１/第２ 駐輪場

駅をはさんだ東西側の在来線高架下には、市営駐輪場がふたつずつ整備されています。そのうち浜松方面側の西施設は、令和５年度から自転車がおもに駅側の第１、原付は第２の２階のみに区割りが変わっています。なんと言っても、自転車・ミニバイクともにエリア最大のキャパシティを有し、特に第１は定期専用になったため、駅チカではもっとも主力となる自転車定期施設になりました。西側は高架前に連なる飲食店のあいだから出入りするので、人通りが多い朝夕は少し気を使いますが、おまちの繁華街が正面に広がっているので、通勤・通学以外での利便性も魅力と言えます。

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❻　追手町駐輪場

静鉄利用者には第一候補となる市営定期施設であり、駅だけでなく行政街や呉服町の繁華街などに囲まれた利便性に高さも魅力です。近年の改修によりきれいな屋内施設になりましたし、場内は周辺の地下通路にも直接つながっているので、交通量の多い通りをはさんだ駅改札へのアクセスも楽ちんです。なお三之丸堀よこのスロープから出入りしますが、自転車と原付の入口は違うので注意ください。

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❼　青葉通り駐輪場

青葉通りの中央緑地帯「シンボルロード」の地下にある市営駐輪場であり、市役所前と両替通りよこに出入りスロープがあります。いずれの駅に対しても好立地とは言えませんし、人通りが多い一方通行路地に囲まれた繁華街の中にあるので、定期利用での使い勝手はよくはありませんが、その分空いている可能性がもっとも高い施設です。静岡駅、新静岡駅ともに500ｍほどの距離なので、駅チカが空いていない時はこちらもチェックしてみてください。なお、周辺道路のほとんどは一方通行(軽車両除く)になっているため、特にミニバイクの方は入出庫の経路に注意ください。

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【静岡駅】定期駐輪場の申し込み方法や空き情報！

静岡駅周辺の定期駐輪場はすべて市営施設になり、新規利用は①年度当初の一斉募集、②その後の随時申し込みという流れになります。

このうち①については、年度末の３月初旬～中旬ごろより受付が始まり、先着順にて利用者が決定していきます。なので新年度から利用したい方は、その時期の広報紙(以下参考)や静岡市の駐輪場専用サイトをチェックし、早めに申請するのがおすすめです。

※静岡市広報「静岡気分」令和5年3月号より

なお申し込みは、例年各駐輪場の現地事務所で先着順に受付けしていましたが、昨年度よりコロナ感染防止のため、希望者が多い一部施設が電子申請(抽選方式)に変わっているので、以下表を参照ください。

※定期申請用紙は、WEBダウンロード、各駐輪場管理人室、市役所交通政策課窓口（静岡庁舎7階）、市役所都市計画事務所窓口（清水庁舎3階）で配布。
※定期利用はすべて年度更新なので、利用中の方も毎年度末に利用希望申請が必要です。

また、②新年度の当初募集後でも定期カードの購入により定期利用は可能ですし、希望施設への予約登録が可能です。その際は上記申請書を各駐輪場へ営業時間内に提出ください。

なお定期利用詳細については、静岡市の自転車専用サイト｢静岡サイクルシティ｣を必ず参照のうえ、お申し込みください。

※コロナ禍の影響により、感染流行前と比べて定期事情は大きく変化しています。空き状況や募集方法なども今後流動的に変わることが予想されるため、必ず市の広報紙やホームページで最新情報をチェックするようにしてください。

まとめ

コンパクトな平野部に中心市街地が広がってい静岡市は、おだやかな気候に恵まれていることも手伝い、政令市の中でも上位の自転車利用を誇るサイクルシティです。

特に県下最大の繁華街が囲む静岡都心部は、城下町の名残を残す碁盤状の区画に、一通や歩行者天国の狭い通りが縦横に伸びているため、小回りの利く自転車や原付バイク利用のメリットが大きいエリアと言えます。

特に最近では、おまちの玄関口とも言える紺屋町のメインストリート(呉服町通り)が、平日も車両通行止めになるなどしているので、降りれば動き回れる自転車の利便性が高まっています。

駐輪場に関しても、駅南の駿河区側こそ定期施設はひとつだけ(➊)ですが、メイン市街地である北口側には駅チカに収容規模がある駐輪場がしっかり配置されています。

また市営施設はすべて統一料金ですし、いずれも係員がいる安心の屋内施設なので、検討に際してそれほど迷う必要もありません。

ただし、市営施設はすべて夜間に閉場してしまう点、コロナ禍以降に稼働率がやや下がったとは言え、混みあっている場合も多い点などが難点として挙げられます。

もし希望の施設に空きがない場合は、さいわいにも市営施設は１日料金も手ごろなので、一時利用をしながら空くのを待つ形にするといいでしょう。

乗り入れ路線：JR東海道本線・JR東海道新幹線