【松戸】安い･無料のおすすめ一時駐輪場を東口･西口で紹介！原付バイクも可は？

江戸川越しに東京と接する便の良さから、県内３位の人口を誇る千葉県の松戸市は、開放感ある親水環境や宿場町の面影を残す史跡スポットなど、さまざまな魅力にもあふれた人気の首都圏ベッドタウンです。千葉の玄関口として、上野や東京、品川まで30分前後でアクセス可能な松戸駅は、その周辺も充実した商業環境が整い、子育て世代などからも高い支持を集めるファミリータウンとして知られています。

そこで今回は、そんな松戸エリアで一時利用できるおすすめ駐輪場を東口･西口に分けて紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較･ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年6月27日）

※もし定期利用の予定がある方は、こちらも参考にしてみてください。

【松戸】おすすめ定期駐輪場を東口･西口で解説！空き状況･申し込み方法は？

江戸川越しに東京と接する便の良さから、首都圏ベッドタウンとして千葉県上位の人口を誇る松戸エリアのおすすめ定期利用駐輪場を東口･西口に分けて紹介します。各駐輪場の紹介から料金比較･ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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2020.06.28

【松戸エリア】一時駐輪場まとめ（一覧マップ・料金リスト・各駐輪場プロフィール）

※料金時間には最初の無料時間も含まれる場合がありますので、よくお確かめの上ご利用ください。
※｢バイク可｣でも、駐輪枠のサイズによりすべての自動二輪車が利用できるとは限りません。
※商業･公共施設などの利用者のための駐輪場は、マナーやルールを十分考慮のうえご利用ください。

【松戸駅 東口】おすすめ一時駐輪場５選！

❶　松戸駅東口自転車駐車場

東口すぐよこの商業ビル「ピアザ松戸」や「ニュートウキョウセブンビル」と線路のあいだに立つ細長い市営の立体駐輪場です。松戸駅周辺ではもっとも駅チカの自転車施設であり、日ぎめゾーンがある４階はそのままデッキに接続(上記ビュー参照)しているので、電車利用や駅まわりでの用足しには最適なロケーションと言えます。線路東側では、高台側に立つ第二施設(⓭)を除くと完全屋内スペースはここだけなので、特に終日出かける際などには、いちばん安心で使いやすい置き場と言えるでしょう。

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❷ ❸　プラーレ松戸･イトーヨーカドー松戸店駐輪場

接続デッキで松戸駅と一体化した商業施設「プラーレ松戸」は、駅前まで迫る丘陵を背負うように立っていることから、その店内は生活動線の一部としても利用されている施設です。駅側と高台側にある駐輪場についても、東口側での短時間駐輪の重要な受け皿になっており、特に相模台側から乗入れてくる方は、５階側の無料時間スペースに自転車を置いて、駅前エリアにアプローチしたほうが断ぜん楽ちんです。また戸城通り側のスペースなら地域最長の３時間が無料ですし、線路東側で二輪車の無料スペースは実質的にここだけでもあるので、駅まわりで短時間駐めたい時は真っ先に覗いてみたい普段使いのスペースと言えるでしょう。ただし夜間はシャッターが下りてしまう区画(マップの色が濃い位置)もあるので、出庫時間には注意ください。

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❹　松戸駅東口第２自転車駐車場

駅北側の線路沿いに立つテナントビル前に新設された市営の一時施設です。松戸駅エリアの市営施設では初の機械清算式になり、もっとも駅チカに２時間無料で置いておくことができますし、料金も日ぎめ(※)ではなく24時間単位の貴重な置き場なので、日跨りの利用でもリーズナブルです。露天の屋外ですし、台数的にもミニマムではありますが、天気がいい日などは真っ先に覗いてみたいスペースと言えます。※市営の日ぎめ施設は翌午前9時をもって加算となります。

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❺　One Park 松戸２輪駐車場

新東京クリニックなどの医療関連施設が多く集まっている線路北側の線路沿い界隈には、主に診療者向けの駐輪施設(❺❼❽)もいくつか設置されていますが、そのうちこちらは駅前エリアでは数少ない二輪車の区画があります。特に排気量指定がない施設は東口側ではここだけですし、休日限定ですが格安な打ち止め設定もあるので、二輪車で市街地アクセスする方は要チェックです。ただし、面する商店街通りは駅方向からの一方通行なので、入出経路には注意ください。

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❻　松戸駅東口高架下自転車駐車場

駅北側で線路をまたぐ岩瀬跨線橋の下に設置された市営施設であり、市役所に最寄りの駐輪場でもあります(※)。東口側への自転車アクセスは、どうしても相模台を迂回する形になるので、特に乗入れる人が多い北東側は施設の稼働率も高めになりますが、その中では屋根もある日ぎめ料金のこちらが立地的にも頼りになるはずです。特に線路東側で二種原付もOKの日ぎめ施設はここだけなので、ミニバイクを終日置いておきたい際はぜひ覗いてみてください。※市役所には来庁者専用の無料自転車/バイク置場があります。

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【松戸駅 東口】その他の一時駐輪場

❼ ❽　One Park 松戸駐輪場 第１/第２

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❾　三井住友銀行松戸支店お客さま駐輪場

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❿　リパーク松戸駅前第２駐輪場

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⓫　松戸駅東口相模台自転車駐車場

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⓬　松戸駅相模台第一自転車駐車場

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⓭　松戸駅相模台第二自転車駐車場

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⓮　松戸駅相模台第三自転車駐車場

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【松戸駅 西口】おすすめ一時駐輪場８選！

❶　松戸駅西口第３自転車駐車場

キテミテマツド通り(旧伊勢丹通り)からいっぽん川寄りの通り沿いにある市営の屋外施設です。駅チカに大きな駐輪場がない西口側では、収容力、立地、料金面でバランスがいい置き場であり、町なかで手軽にさっと置きたいときにいちばん頼れる施設です。雨の日や１～２時間程度の用足しなどは、キテミテマツド内(❻)に入れてしまったほうが安心・割安ですが、特に天気がいい日に公共交通を利用する際などには使いやすい自転車置き場と言えるでしょう。

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❷　松戸駅西口公園下自転車駐車場

ダイエー店に隣接する広場公園の地下に整備された市営の自転車駐輪場です。西口側では唯一の係員常駐の屋内スペースであり、料金も手ごろな１日料金なので、線路西側で終日安心して置いておきたいときはここ一択と言えます。防犯上の理由から、松戸市の施設のなかではここのみ夜間閉場する点に注意ですが、もしやむを得ず留置きするような際は、かえって防犯面での不安が少ない施設とも言えそうです。

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❸　ナビサイクル松戸本町第１

駅前大通り沿いにある主には千葉銀行利用客用として設置された民間の駐輪場です。西口正面の本町界隈では❾などどともに数少ない自転車置場であり、最近24時間→12時間に値上げがあったものの、飲食店なども集まる駅前立地に日中程度100円で置いておける利便性は魅力と言えます。

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❹　松戸駅西口地下駐車場

駅前のバス広場地下にある市営の自動車駐車場には、地下１階部分の出口付近にバイク区画(126cc以上)もあります。夜間は閉場する点には注意ですが、終日利用がワンコインと割安ですし、駅構内にも直結していることから、バス及びレールライド用の置き場としてもベターと言えます。ただし二輪車料金の支払いは、窓口にて現金やPayPay等での先払いになります。

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❺　松戸駅西口高架下自転車駐輪場

駅北側で線路をまたぐ岩瀬跨線橋の付近に設置された市営施設であり、線路反対側の❻とは違い、こちら側は３区画に分かれています。このうち一時利用は、跨線橋下のミニバイク20台分のみになりますが、線路西側で125cc以下原付を終日置いておきたいときは、１日料金で屋根もあるこちらが第一候補になります。同じく二種まで駐められたダイエー店の置き場が閉店でなくなってしまうと思われるので、今後は貴重なミニバイクスペース施設になるはずです。

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❻　KITE MITE MATSUDO(キテミテマツド)駐輪場

閉店した伊勢丹松戸店跡にリニューアルオープンした商業施設「KITE MITE MATSUDO」には、専用駐輪場も店舗裏手の立体駐車場１階に再整備され、当初は夜間閉場していましたが、現在は24時間営業になり使いやすくなりました。ダイエー店の閉店により、西口側では無料時間設定がある唯一の置き場になりましたし、自転車では24時間100円の終日向き区画もあります。また台数はわずかですが、大きめバイクスペースもあり、終日計算で駅前地下(❹)よりも割安な料金なので、駅チカにこだわらなければ終日出入りできるこちらがおすすめと言えます。

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❼ ❽　松戸駅西口 宮田/宮前 自転車駐車場

松戸神社や末社のお稲荷様周辺には、松戸市が設置した無料の自転車置場が２か所解放されています。駅チカの立地とは言えないものの、周辺は寺社･史跡や江戸川河川敷、キテミテマツドなど買物・散策ポイントも多い人気エリアです。ただし住宅街にも囲まれていることから混みあっていることも多く、特に宮田駐輪場などは周辺地域の通行安全面を配慮して、利用制限をしている場合もあるので注意ください。

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【松戸駅 西口】その他の一時駐輪場

❾　エーパーク松戸駅前駐輪場

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❿　ナビサイクル松戸本町第１

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⓫　サントロペ駐輪場

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⓬ ⓭ ⓮　ダイエー松戸西口店駐輪場（令和6年8月31日閉店）

※こちらの施設は、ダイエー店の閉店(令和6年8月31日)にともない廃止されるのではないかと思われます。

ダイエー松戸西口店の買物用スペースは、店舗外周をほぼ囲むように設置されており、自転車などは300台近いキャパシティがあります。なんといってもキテミテマツドとともに西口側の大切な無料時間スペースであり、ミニバイクにも対応しています。

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【松戸】自転車の放置禁止区域や撤去場所・返還方法を解説！

首都圏などのベッドタウンとして急成長してきた松戸エリアは、自転車利用の急増に比例して違法駐輪の問題も深刻化していた時期があり、特に松戸駅周辺は乗り入れ数だけでなく放置台数も市内トップだった経緯があります。

ただし現在では取締り/撤去活動の強化や指導員の地道な啓もう活動、官舎跡地での駐輪場新設(⓫～⓮)などにより、その数はピーク時の２割強程度にまで減少してきています。

もちろん松戸駅の周辺では、現在も以下の広いエリアが放置禁止の区域として指定されており、理由や駐輪時間にかかわらず警告・撤去の対象になってしまいます。

※松戸市ホームページより

万一撤去されてしまうと、以下のような遠方の保管場所までわざわざ行き、高い手数料を払って返還してもらうことになるのでくれぐれも注意してください。

このように「ほんの少しのあいだだから・・」とお金や手間を惜しんで撤去されてしまうと、かえってそれ以上の労力とコストがかかってしまうものです。

くれぐれも “急がば回れ” の気持ちで、記事も参考にしながら駐輪場利用を心がけてみてください。

まとめ

江戸川と相模台の丘陵にはさまれた松戸駅周辺は、狭小な市街地へのアプローチ方向やアクセス経路に制約が多く、また急激な市街化により道路も狭くて入り組んでいるので、自転車利用はあまり快適とは言えない地域です。

※地理院地図より

特に駅前まで高台が迫っている東口側は、自転車での乗り入れや移動がしずらいため、路線バス利用の分担率が市内では比較的高い一因にもなっています。

そんなことから、相模台方向から自転車でアクセスする際は、高台側に整備された駐輪施設(❸や⓫～⓭)に駐め、生活動線として認知されている商業施設内から徒歩で降りてきたほうが効率的だったりもします。

駐輪場に関しては、そんな地形条件から駅前立地の施設が多い東口側に対して、店舗が密集していて用地確保が難しい西口側は、、駅チカの自転車置き場があまりない点や、イオン閉店などもあり無料時間がある短時間向きのスペースが少なくなっているのも不便な点と言えます。

また全体として、市営を中心に終日向きの置き場やスペースには困りませんが、安心感がある屋内施設はそれほど多くはないのも難点として挙げられるでしょう。

乗入れ路線が多いため線路幅が広く、踏切などの設置が難しい松戸駅周辺は、線路東西の自転車往来も面倒(※)なことから、それぞれの側で目的や用途別に駐輪場をおさらいしておくと、効率的な自転車利用ができるはずです。※一覧マップの自転車通行ルート参照

乗入れ路線：JR常磐線・新京成電鉄