もう困らない！大和駅の一時駐輪場 完全マップ！無料時間やバイク･原付置場も徹底調査！

神奈川県央の平野部に位置する大和市は、縦長の自然豊かな市域にたくさんの駅や交通動脈をかかえる人気の住宅エリアです。渋谷など人気都心部への直通運転の路線が交差する大和市駅は、開放的な駅周辺に豊富な飲食店や商店街もあつまり、通勤･通学者や買物客で終日にぎわっています。

そこで今回は、そんな大和駅周辺で一時利用できるおすすめ駐輪場を駅東側と西側に分けて紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較･ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年7月12日）

※もし定期利用の予定がある方は、こちらも参考にしてみてください。

もう困らない！大和駅の定期･月ぎめ駐輪場 完全マップ！月額比較や申し込み手順も解説！

神奈川県央の平野部に位置し、豊富な緑地と交通の便に恵まれた人気住宅エリアの大和駅周辺で定期利用できるおすすめ駐輪場を紹介します。各駐輪場の紹介から料金比較･ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

chari-parking.com

2020.07.12

大和駅の一時駐輪場まとめ（一覧マップ / 料金リスト / 各駐輪場プロフィール）

※料金時間には最初の無料時間も含まれる場合がありますので、よくお確かめの上ご利用ください。
※｢バイク可｣でも、駐輪枠のサイズによりすべての自動二輪車が利用できるとは限りません。
※商業･公共施設などの利用者のための駐輪場は、マナーやルールを十分考慮のうえご利用ください。

大和駅（東側）おすすめ一時駐輪場６選！

 ➊　相鉄大和第１駐輪場

地下化された相鉄線路の跡地には、開放的なプロムナードが整備されましたが、駅ビルのプロス前(➊)や最近できた相鉄ローゼン店よこ(❼❽)、シリウスわき(❾)など、手軽で好立地な駅チカ駐輪場も複数設置されています。特にもっとも駅に近いこちらは少し割高ですが、無料時間はしっかりあるので、ちょっとした電車利用はもちろん、プロスや周辺に豊富な飲食店に立ち寄る際にも重宝します。線路の跡地であることから、背を向けている店舗がほとんどの遊歩道ですが、その代わり自転車置き場も開放的でゆったりと出入りできるのがうれしい点と言えます。

一覧マップへ

❷　サイクルパーク大和駅前第３

銀座通りのミシン店があった場所に最近できた自転車施設です。プロムナード側にある➊に次いで駅チカ立地ですし、無料時間こそありませんが、なんと言っても24時間自転車を置いても100円なのはこちら以外ではヨークマート前(❾)しかないので、公共交通で終日出かけるような時にはいちばん割安で好立地のスペースと言えます。ただし駅まわり全般で言えることですが、この銀座通りも飲み屋が多い商店会なので、女性の方などは遅い時間は少し使いずらいかもしれません。

一覧マップへ

❸　大和東駅駐輪場(エコステーション21)

相鉄改札もある北口のガードから目と鼻の先のところにある民間の自転車駐輪場であり、ファミリーマートよこの狭い通路を入っていくと、ユザワヤのビル裏手にその建屋があります。駅チカ立地もさることながら、大和駅エリアではとても貴重な屋内施設スペースになり、24時間の料金設定もあるので、駅利用時の安心スペースとしてイチオシです。

一覧マップへ

❹　シリウス駐輪場

充実した図書館施設が自慢の大和市のなかでも、その中心的施設である「大和市文化創造拠点シリウス」には、大和駅周辺で唯一のしっかりした屋内駐輪場/駐車場も併設されています。自転車や原付ならエリア最長の３時間が無料ですし、駐車場側には大きめバイクが置ける貴重な二輪区画もあります。夜間は閉場する点には注意ですが、手ごろな上限金額の設定もあるので、盗難が多い大和駅駅エリアで安心して置いておきたいときは、上手に活用させてもらうといいでしょう。

一覧マップへ

❺　ダイレクトチャーリーP大和南 No.４

商店や飲食店が囲むみずき通りに面した民間駐車場であり、大通り側には二輪車が置けるフラップ板の区画も５台ほどあります。小田急線路の東側ではもっとも駅チカの二輪車スペースになり、最近の値上げでやや割高にはなりましたが、終日の最大料金もあります。シリウス(❹)にも割安な二輪スペースはありますが、やはり施設利用者がメインになるので、駅チカに24時間いつでも気兼ねなく置けるこちらのほうが、買い物や駅利用には使い勝手がいいはずです。

一覧マップへ

❻　小田急大和Ⅱプロス･OX･マルシェ指定駐輪場

江ノ島線南側の高架よこに設置された小田急関連の商業施設用置き場です。立地的にはとても便利というわけではありませんが、大和駅周辺では数少ない屋根ありの自転車施設ですし、大きめバイクを含む二輪車の収容台数でもトップなのがこちらになります。そのいずれも２時間無料なので、駅チカが混みあっているときは、足を伸ばしてみたい穴場ポイントと言えます。

一覧マップへ

大和駅（東側）その他の一時駐輪場

❼ ❽　相鉄大和第３駐輪場 北エリア/南エリア

一覧マップへ

❾　相鉄大和第２駐輪場

一覧マップへ

❿　みずほ銀行お客様優先駐輪場

一覧マップへ

大和駅（西側）おすすめ一時駐輪場７選！

➊ ❷　引地川公園中央二輪車駐車場 １/６

小田急線西側には、おもに南口まわりを中心に公共交通利用者向きの定期や日ぎめ駐輪場が配置されています。そのうちもっとも広い平置き施設であるあすろーど通り沿いの第１は、もっとも駅チカで終日料金が最安の有人施設であることから、鉄道等で出かける際におすすめの自転車置き場になります。また裏手にある第６は、第１の管理窓口で先にチケット購入する必要がありますが、子乗せなどの大きめ自転車専用の場所などもあります。

一覧マップへ

❸　引地川公園中央二輪車駐車場２

小田急線西側には、おもに南口まわりを中心に公共交通利用者向きの定期や日ぎめ駐輪場が配置されています。そのうちあすろーど通りにあるこちらは、もっとも南口の最寄りのミニバイク施設になり、終日料金もエリア最安なので、鉄道等で出かける際におすすめの二輪車置き場になります。ただしこちらは無人施設なので、先に第１(➊)の管理窓口でチケット購入する必要があります。

一覧マップへ

❹　中央パーキング

厚木街道の大和駅入口交差点近くにあるこちらの公営駐車場には、最近自動二輪の区画も新たに設けられました。小田急線路の西側で大きめバイクが駐められるのは、最近リニューアルで可能になった❼とこちらの２か所になり、距離的にもっとも駅チカの二輪車施設でもあります。終日の打ち止め料金ではその❼のほうが割安(24時間150円※ただしキャンペーン価格)ですが、駅チカ立地や厚木街道沿いの利便性、ゆったりした場内など、使い勝手ではこちらに軍配が上がります。

一覧マップへ

❺　オダクル大和第２

江ノ島線の北側ガード下に入口がある高架下の小田急施設であり、定期も含みますが、大和駅周辺では最大収容の駐輪場になります。小田急線路の西側には、屋根がある一時駐輪場が見つからないので、自転車や原付を雨に濡れずに置いておきたいときは、こちらが第一候補になるはずです。

一覧マップへ

❻　マルエツ大和中央店駐輪場

あすろーど通りに面するマルエツ大和中央店の利用客スペースは、おもに店舗北側の屋外に自転車ラックや原付のチェーンポールが設置されています。店舗利用以外の長めの利用も想定した料金設定もうれしい点ですし、なんと言っても小田急線路の西側では唯一無料時間があるのが魅力でしょう。

一覧マップへ

❼　サイクルドットコム大和駅前第１駐輪場

ヨークマート大和中央店近くの大通り沿いにある平置きの駐輪場です。以前は自転車と小型バイクの施設でしたが、最近のリニューアルによって大型車を含む二輪専用に変わりました。30台規模の二輪車置き場は❻とならんで地域最大ですし、当初は8時間150円だった料金が、現在は破格の24時間150円※のようなので、特に大きめバイクの方は覚えておいて損はないはずです。※キャンペーン価格なので、終了の際はご容赦ください。

一覧マップへ

大和駅（西口）その他の一時駐輪場

❽　MIRAMA大和駐輪場

一覧マップへ

❾　ザ パーク大和中央駐輪場

一覧マップへ

❿　やまと公園自転車置き場

一覧マップへ

大和駅の自転車放置禁止区域や保管場所・返還方法を解説！

コンパクトな市域に平坦な地形が広がる大和市は自転車利用者も多いため、走行路の整備やシェアサイクルの普及など利用環境の拡充も積極的に行っている自治体のひとつです。

ただし放置自転車数では、ピーク時より大幅に減少しているものの、短時間程度の違法駐輪はまだまだ見かけるのが実情です。

もちろん大和駅周辺は、以下のような広いエリアが放置禁止区域に指定されており、理由や駐輪時間にかかわらず即時撤去の可能性があります。

※大和市ホームページより

万一撤去されてしまうと、以下のような遠方の保管場所までわざわざ行き、高い手数料を払って返還してもらうことになるのでくれぐれも注意してください。

このように「ほんの少しのあいだだから・・」とお金や手間を惜しんで撤去されてしまうと、かえってそれ以上の労力とコストがかかってしまうものです。

くれぐれも “急がば回れ” の気持ちで、記事も参考に駐輪場利用を心がけてみてください。

大和駅周辺の駐輪場選びのポイントは？

最後に私見ではありますが、大和駅周辺での自転車や原付バイクの利用環境や駐輪事情、駐輪場選びのポイントなどについておさらいしましたので、よければ参考にしてみてください。

コンパクトで起伏が少ない縦長の市域を持つ大和市は、市内のどこからでも各駅や中心市街地に徒歩15分足らずで行けるので、自転車や原付で移動する人も多いエリアです。

大和駅の周辺環境も、相鉄線の地下化以降はそれほど線路を意識せずに動き回れるようになったことから、自転車利用もしやすい風通しがいい市街地と言えます。

ただ全体として大きな駐輪場がそろっているとは言えず、特に市営の一般駐輪場がひとつもないのも特徴的です。

そのため屋内スペースは、文化施設(シリウス)の利用者置き場(❹)を含めてごくわずかであり、屋根がある施設も限られるため、自転車盗難がとても多い大和駅周辺では、雨天時も含めて不便感があります。

一方で大和市は民間シェアサービス(みんちゅう)と業務提携をしている自治体でもあり、一時利用受け入れの不足分は、予約できるシェアスペースが強力な受け皿になっているようです。

料金的には、終日100円(原付200円)の日ぎめ施設や、２時間程度の無料スペースが駅まわりにいくつか見つかるので、長/短時間によって使い分けが容易なはずです。

乗入れ路線：小田急江ノ島線・相鉄本線