偕楽園や千波湖などの人気観光スポットの玄関口としてにぎわう水戸駅は、近年の駅ビルや大型商業モールの整備で急速に都市化が進んでいるエリアです。また特急なら1時間で都心まで行き来できる利便性から、行楽客だけでなく通勤・通学でも多くの人が行きかうターミナル駅となっています。
そこで今回は、そんな水戸駅周辺で月極利用できるおすすめ駐輪場を紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較・ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年8月9日)
※もし定期の順番待ちのあいだ一時利用をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。
【水戸駅】定期駐輪場まとめ(一覧マップ/料金リスト/各駐輪場データ)
【水戸駅】おすすめ定期駐輪場3選!
➊ ❷ 水戸駅南口 西棟/東棟 自転車等駐車場
駅前中央通り両側にある二つの市営立体施設は、一時利用の有無を除けば同じ条件の定期駐輪場になります。エレベータでも上がれるペデストリアンデッキは、駅前の各施設や駅改札とも接続しているので、通勤・通学はもちろんそのほかの用足しにも便利です。また二輪車に関しては、以前までは50cc制限でしたが、近年では二種バイクまで対応可能になったので、格段に利便性が増しています。
屋内外 | 屋内 |
営業時間 | 5:30-11:30 |
台数 | 西棟 自転車1972台 原付8台 東棟 自転車1608台 原付120台 |
自転車/一時 | 1時間無料 1日150円 ※東棟のみ |
自転車/定期 | <一般> 1か月 3000円 3か月 7500円 6か月 15000円 12か月 30000円 <学生> 1か月 1400円 3か月 3500円 6か月 7000円 12か月 14000円 |
原付/一時 | 1時間無料 1日200円 ※東棟のみ |
原付/定期 | <一般> 1か月 4500円 3か月 11250円 6か月 22500円 12か月 45000円 <学生> 1か月 2100円 3か月 5250円 6か月 10500円 12か月 21000円 |
住所 | 茨城県水戸市桜町1-2-2/1-2-1 |
電話 | 029-224-5140 |
備考 | 125cc以下 |
❸ 水戸駅北口地下自転車駐車場
北口側で唯一の市営駐輪場であり、ロータリー内(※)・神栖線沿い・銀杏坂沿い(大銀杏よこ)の3か所の出入口があります。場内からは北口の目の前に出れるので天気が悪い日も快適ですし、コンベアも完備しているので、女性の方も安心です。また二輪車に関しては、以前までは50cc制限でしたが、近年では二種バイクまで対応可能になったので、格段に利便性が増しています。なお、いちばん高い場所にある銀杏坂入口からは昇り降りも多くなるので、女性や年配の方はなるべく駅寄りの入口から出入りしたほうが楽ちんかもしれません。※車両は入庫のみ
屋内外 | 屋内(地下) |
営業時間 | 5:30-11:30 |
台数 | 自転車1130台 原付170台 |
自転車/一時 | 1時間無料 1日150円 |
自転車/定期 | <一般> 1か月 3000円 3か月 7500円 6か月 15000円 12か月 30000円 <学生> 1か月 1400円 3か月 3500円 6か月 7000円 12か月 14000円 |
原付/一時 | 1時間無料 1日200円 |
原付/定期 | <一般> 1か月 4500円 3か月 11250円 6か月 22500円 12か月 45000円 <学生> 1か月 2100円 3か月 5250円 6か月 10500円 12か月 21000円 |
住所 | 茨城県水戸市宮町1-246 |
電話 | 029-228-3220 |
備考 | 125cc以下 |
外観 | 神栖線側 ロータリー内(ストリートビュー) |
【水戸駅】定期駐輪場の申し込み方法や空き情報!
水戸駅周辺の三つの定期駐輪場はいずれも市営施設であり、空きがあれば各駐輪場の現地事務所で随時申し込むことができます。
現地備え付けの駐車場定期使用許可申請書(市ホームページより入手可)を作成の上、本人証明書類・車両本体・使用料金(減免希望者は証明書類)を用意して、営業時間内に現地にて手続きしてください。
ちなみに市では空き情報などの公開はしていませんが、コロナ禍の影響も手伝い、比較的スムーズに利用できるケースが多いようです。希望の駐輪場が決まったら、とりあえずは記載の番号に電話して確認のうえ、駐輪場を訪問してみてください。
なおコロナの影響により、感染流行前と比べて定期事情は大きく変化しています。空き状況や募集方法などは今後流動的に変わることも予想されるため、必ず自治体や管理会社の広報紙やホームページ等で最新情報をチェックするようにしてください。
まとめ
水戸駅周辺は施設数こそたくさんはありませんが、自転車で約5000台、二ミニバイクも約300台近いスペースが用意されています。実際にも、紹介した定期施設の稼働率は70~80%程度のことがほとんどなので、順番待ちになるようなケースはほぼありません。
また南口側の2施設は、ペデストリアンデッキが駅まで延びていますし、北口側の地下施設も出入口が駅構内の目の前にあるので、いずれも通勤・通学利用に申し分ないロケーションと言えます。
郊外都市にしては、月額料金がかなり割高(特に一般価格)な印象がありますが、公共の月ぎめ施設としては珍しい1年契約が可能であり、長期申し込みにすれば平均的な価格水準になるので、払い方も含めてよく検討してみてください。
乗入れ路線:JR常磐線・JR水郡線・鹿島臨海鉄道大洗鹿島線
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