みなとまち横浜の都心部とも一体化した臨海都市「みなとみらい21」は、商業アミューズ施設や景観・散策スポットにあふれる横浜屈指の観光エリアです。また外資やベンチャーなど最先端企業が集うオフィス街や、ウォータフロントの人気居住タウンとしても高い支持を集めています。
そこで今回は、そんなみなとみらいエリアで定期利用できるおすすめ駐輪場を紹介します。各駐輪場の紹介から料金比較・ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
※もし定期の順番待ちのあいだ一時利用をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。
【みなとみらい】定期・月極駐輪場(一覧マップ・料金リスト・各駐輪場データ)
【みなとみらい】おすすめ定期・月極駐輪場3選!
❶ みなとみらい駅自転車駐車場
マークイズと横浜美術館にはさまれたグランモール公園下には、エリア最大規模の市営屋内駐輪場があります。直結ではないものの駅至近ですし、階段で広場に上がれば駅ビルでもあるマークイズは目の前です。中心地区から遠い高島(❷)や桜木町(❹)よりは自転車・原付ともに少し高めですが、みなとみらい駅利用者はここ一択と言っていいでしょう。
屋内外 | 屋内 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車457台 原付79台 |
自転車/一時 | 24時間毎100円 |
自転車/定期 | 1か月 2000円 3か月 6000円 |
原付/一時 | 24時間毎130円 |
原付/定期 | 1か月 2500円 3か月 7500円 |
住所 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-100 |
電話 | 0120-929-293 |
備考 | ・125cc以下 ・一時利用は日祝/年末年始無料 |
外観 | 公園広場への階段出口(ストリートビュー) |
❷ 高島自転車駐車場
みなとみらい地区にある3か所の市営駐輪場のひとつです。すずかけ通りと国道1号が交わる首都高下にあり、以前は新高島駅近くにありましたが、現在はこちらに移転しています。移転後はいずれの駅にも遠い立地になったのは残念ですが、料金的には手ごろですし、定期区画は高架下にあたるので雨に濡れにくいのが助かります。やはりみなとみらい駅利用者は検討しにくい立地なので、新高島駅から通勤・通学するかた対象かもしれません。
屋内外 | 屋外(一部高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車329台 原付100台 |
自転車/一時 | 24時間毎80円 |
自転車/定期 | 1か月 1500円 3か月 4500円 |
原付/一時 | 24時間毎100円 |
原付/定期 | 1か月 2000円 3か月 6000円 |
住所 | 神奈川県横浜市西区高島町1-4 |
電話 | 0120-929-293 |
備考 | ・125cc以下 ・一時利用は日祝/年末年始無料 |
❸ みなとみらい公共駐車場(自動二輪車入口)
みなとみらいの会議・イベント施設である「パシフィコ横浜」の地下には公共駐車場があり、バイクの一時/定期区画も少しあります。3つある入口のうち展示ホール北(マップ参照)から入るCブロックが二輪車区画になっています。駅からは離れた場所ではありますが、市営は125ccまでになるので、大きめバイクの方はこちらが第1候補になるでしょう。
屋内外 | 屋内(B1) |
営業時間 | 7:00-24:00 |
台数 | 原付バイク44台 |
原付バイク/一時 | 1時間毎100円 当日最大900円 |
原付バイク/定期 | 1か月 16700円 |
住所 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1 |
電話 | 045-221-1301 |
備考 | バイク可 |
【みなとみらい】その他の定期・月極駐輪場
❹ CIAL桜木町駐輪場
桜木町駅の駅ビルにもあたる「CIAL桜木町」の利用者駐輪場で、京浜線の高架下に位置します。以前は確か市営施設(桜木町第2)だった記憶がありますが、そのため定期利用も可能です。抜群の収容力で頼りになる施設であり、特にミニバイクのキャパシティは圧倒的と言えます。ちなみに桜木町駅周辺にはこの他にも第4定期施設があります。みなとみらい地区の定期ポイントとしては立地的に厳しいですが、桜木町駅から京浜線を利用する方にはベターの選択肢になるでしょう。
屋内外 | 屋外(高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車402台 原付358台 |
自転車/一時 | 90分無料 24時間毎80円 |
自転車/定期 | 1か月 1500円 3か月 4500円 |
原付/一時 | 90分無料 24時間毎100円 |
原付/定期 | 1か月 2000円 3か月 6000円 |
住所 | 神奈川県横浜市中区桜木町1 |
電話 | 03-3490-3224 |
備考 | 125cc以下 |
【みなとみらい】定期駐輪場の申し込み方法や空き情報!
みなとみらい地区の定期施設は、主にみなとみらい駅(❶)と高島駐輪場(❷)がメインの選択肢になります。これらはいずれも市営駐輪場ですが、現在の管理・運営は<サイカパーキング(横浜市S&Cパーキング共同事業体)>が行っています。
新規申込はいずれもみなとみらい駅駐輪場(❶)の現地事務所で受付をしており、期間は前月20日~末日の平日6:30~20:00になります。新規利用の際には交通系カード(SuicaやPASMOなど)の登録が必要になるので注意ください。
なお運営会社のホームページでは空き状況や待ち人数のチェックもできるので、確認のうえ訪問するといいでしょう。ちなみに記事公開時点では、みなとみらい駅(❶)は自転車待ちが数人、原付待ちが50人程度、また高島駐輪場(❷)は空きに余裕があるようでした。
次にみなとみらい公共駐車場(❸)に関しては、契約書や申込書を記入のうえ月額料金や保証金を支払って契約する形になるので、まずは管理事務所に詳細や空き状況を電話(045-221-1301)で問い合わせください。
またCIAL桜木町駐輪場(❹)についても、まずは電話や現地などで詳細を聞いてみるといいでしょう。
なおコロナの影響により、感染流行前と比べて定期事情は大きく変化しています。空き状況や募集方法などは今後流動的に変わることも予想されるため、必ず自治体や管理会社の広報紙・ホームページ等で最新情報をチェックするようにしてください。
まとめ
みなとみらいのメインエリアである「中央地区」には、定期施設が各駅に1か所ずつあるだけなので、選択に迷うことはありません。
ただ二輪車に関しては、市営がいずれも125ccまでなので、大きめバイクの方は臨港パーク近くの公共駐車場(❸)しか選択肢がないのが難点と言えます。
一方で、みなとみらい地区は走行環境も整った平坦な埋立区域なので、シェアサイクル利用が盛んであり、ポート拠点もたくさん整備されているエリアです。
金額的に市営の定期とあまり変わらない月額会員であれば、30分以内なら何回でも無料で利用できるので、場合によっては定期施設よりも快適に使えるケースがあるかもしれません。
乗り入れ路線:みなとみらい線・JR京浜横浜線(桜木町駅)
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