副都心再開発によって、かつての工場地帯から「働く・暮らす・楽しむ」が融合したビジネスエリアへと飛躍的に進化を遂げた大崎エリア。ゲートシティやシンクパークなどの人気複合街区がかこむ大崎駅には、山手線をはじめとしたターミナル路線も複数乗り入れ、利便性にあふれる新たなブランドタウンとして注目を集めています。
そこで今回は、そんな大崎エリアで定期利用できるおすすめ駐輪場を紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較・ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2022年1月30日)
※もし定期の順番待ちのあいだ一時利用をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。
【大崎】定期・月極駐輪場まとめ(一覧マップ/料金リスト/各駐輪場の紹介)
※「バイク可」でも、駐輪枠のサイズによりすべての自動二輪車が利用できるとは限りません。
【大崎駅】おすすめ定期・月極駐輪場3選!
❶ 大崎駅東口駐輪場
駅前をつらぬく山手通りの高架下に整備された市営駐輪場です。東口側では唯一の定期施設であり、出入りがしやすく雨にも濡れない高架下の平場スペースになります。特に大崎エリアで24時間いつでも出入りができる自転車施設はここだけですが、駅チカで昇り降りがない地上条件なので人気が高いのが難点と言えます。
屋内外 | 屋外(高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車 一時97台/定期128台 原付バイク 一時44台/定期58台 |
自転車/一時 | 24時間毎150円 |
自転車/定期 | 1か月 2300円 3か月 6900円 6か月 13800円 |
原付バイク/一時 | 24時間毎250円 |
原付バイク/定期 | 1か月 3500円 3か月 10500円 6か月 21000円 |
住所 | 東京都品川区大崎1-4 |
電話 | 0120-356-621 |
備考 | バイク可 |
❷ 大崎駅西口駐輪場
新西口前のロータリー地下にある市営の自転車駐輪場であり、ビューロード下で南改札に最寄りの定期ポイントになります。大崎エリアでは唯一の屋内施設であり、定期収容力でも群を抜く規模を有しています。人気という点では夜間も出入りができ、昇り降りもない東口(➊)が勝っていますが、天候や防犯面で安心度が高い駅チカスペースが希望ならこちらを検討ください。
屋内外 | 屋内(地下) |
営業時間 | 4:00-25:30 |
台数 | 自転車 一時370台/定期531台 |
自転車/一時 | 24時間毎150円 |
自転車/定期 | 1か月 2300円 3か月 6900円 6か月 13800円 |
住所 | 東京都品川区大崎1-4 |
電話 | 03-5496-4296/0120-356-621 |
備考 |
❸ 大崎駅西口第2駐輪場
北側の線路をまたぐ山手通りの高架下にある区営のバイク定期施設です。反対側の道路下にも人気の市営置場(➊)がありますが、こちらなら2倍以上の二輪車キャパシティを持っています。立地的には駅チカとは言えないものの、その分空きがある可能性が高いので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
屋内外 | 屋外(高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 原付バイク 121台 |
原付バイク/定期 | 1か月 3500円 3か月 10500円 6か月 21000円 |
住所 | 東京都品川区大崎3-5 |
電話 | 0120-356-621 |
備考 | バイク可 |
【大崎】定期駐輪場の申し込み窓口や手順について
大崎駅周辺の定期駐輪場は、すべて区営の管理施設になります。
新規の申請方法としては、現地窓口やWeb上で入手できる利用申請書(東口❶・西口❷❸)を記入/作成のうえ、各駐輪場(※)か区役所自転車対策係(東京都品川区広町2-1-36第二庁舎5階/03-5742-6786)に提出する形になります。※西口第2は西口地下で受付。
その後、指定管理業者(NCD)より承認書とともに利用券購入カードが郵送されるので、そのカードを使って現地の定期更新機で利用券を買い、自転車にシールを貼って利用開始になります。
なお空きがない場合は自動的にキャンセル待ち登録になりますが、その旨の連絡はしていないようなので、承認が遅いようなら自分から確認した方がいいでしょう。
なおコロナの影響により、感染流行前と比べて定期事情は大きく変化しています。空き状況や募集方法などは今後流動的に変わることも予想されるため、必ず自治体や管理会社の広報紙・ホームページ等で最新情報をチェックするようにしてください。
まとめ
目黒川や山手通りに沿って台地が囲む大崎エリアは、いずれの方向にもアップダウンがあるため、自転車での移動は少し大変な地域と言えます。
定期駐輪場に関しては、3施設合計で自転車が約650台、原付やバイクも180台ほど確保されており、いずれも雨の心配がいらない駅チカ立地なので不便感はありません。
ただ近年のオフィスエリア開発により、在住・在学者だけでなく在勤者も増加傾向にあるため、定期需要に対する不足感は否めません。
特にバイク利用の際は順番待ちが長くなることも多いので、場合によっては民間スペースも視野に入れて検討する必要があるかもしれません。
※民間月極バイク施設参考(株式会社バイクパーク)
乗り入れ路線:JR山手線・JR埼京線・JR湘南新宿ライン・JR相模直通線
コメント