谷中銀座や繊維街など下町の人気散策スポットもかかえ、寛永寺に接する寺町の風情も楽しい日暮里エリア。そんな由緒ある街並みに加え、商業地開発や都心部・埼玉・千葉とも好アクセスの鉄道利便性から、新旧の魅力が詰まった暮らしやすい街として親しまれています。
そこで今回は、そんな日暮里駅や西日暮里駅の周辺で一時利用できるおすすめ駐輪場を紹介します。各駐輪場の紹介から料金比較・ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
※もし定期利用の予定がある方は、こちらも参考にしてみてください。
【日暮里・西日暮里】一時駐輪場(一覧マップ・料金リスト・各駐輪場データ)
【日暮里駅】おすすめ一時駐輪場2選!
日暮里駅前自転車駐車場 ❶
荒川区のランドマークビル「ステーションガーデンタワー」もそびえる駅前広場地下に整備された区営駐輪場です。二つのスロープのほかにも、駅正面にデッキ直結のエレベータを備えており、日暮里エリアでは最大のメイン自転車施設になります。無料時間もある唯一の屋内スペースでもあるので、やや治安が心配な日暮里エリアではいちばん頼りになるはずです。
屋内外 | 屋内(地下) |
営業時間 | 4;30-25:00 |
台数 | 自転車1270台 |
自転車/一時 | 2時間無料 8時間まで100円 以降当日内200円 |
自転車/定期 | <一般> 1か月 2000円 3か月 5400円 6か月 10200円 <学生> 1か月 1400円 3か月 3800円 6か月 7200円 |
住所 | 東京都荒川区西日暮里2-24-2 |
電話 | 03-3805-9124 |
備考 | 定期は区外者割増あり |
ステーションガーデンタワー地下駐車場(日暮里駅前KTKパーク) ❷
新たな駅前ランドマークビル「ステーションガーデンタワー」の地下駐車場には、日暮里駅周辺では待望のバイクスペースが設けられています。台数もそれほど多くはなく、また利用時間にも注意ですが、駅チカで唯一雨に濡れない二輪スペースとして便利です。西日暮里側の❼と併せて貴重なバイク一時ポイントとして覚えておくといいでしょう。
屋内外 | 屋内(地下) |
営業時間 | 8:00-23:00 |
台数 | 原付バイク15台 |
原付バイク/一時 | 1回600円 |
住所 | 東京都荒川区西日暮里2-25-1 |
電話 | 03-6458-3139 |
備考 | バイク可 |
【西日暮里駅】おすすめ一時駐輪場5選!
西日暮里自転車置場(エコステーション21) ❸
道灌山通りのガードわきにある高架下駐輪場で、以前は荒川区の定期施設でしたが、最近民間の一時スペースとして運営が始まりました。キャパシティは申し分ありませんし、無料時間も長い屋根ありスペースなので、西日暮里エリアで自転車を駐めるならまずこちらを覗いてみるといいでしょう。
屋内外 | 屋外(高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車792台 |
自転車/一時 | 2時間無料 12時間毎100円 |
住所 | 東京都荒川区西日暮里5-38 |
電話 | 0120-356-621 |
備考 |
京成サイクルパーク西日暮里駅前 第1~第3 ❹ ❺ ❻
京成線の高架下に3か所設置された自転車の一時施設です。JR改札にも近いですが、メトロ線や舎人ライナーなどの利用時には特に使いやすい立地になります。区営と違って無料時間はありませんが、区営より安くなる利用時間もあるので、よく計算して使いわけるのも手でしょう。
屋内外 | 屋外(高架下) |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車 第1/35台 第2/113台 第3/35台 |
自転車/一時 | 12時間毎150円 以降6時間毎50円 |
住所 | 東京都台東区西日暮里5-26/5-15-1 |
電話 | 0120-162-088 |
備考 | |
外観 | 第3(ストリートビュー) |
Parking in 西日暮里バイク駐車場 ❼
駅北側のJR線路沿いにあるバイク専用駐輪場です。ミニバイクと大型区画が分かれているので、原付を短時間割安に駐めたい方は特におすすめです。日暮里駅前の❷とともに貴重なバイクポイントですが、天気具合や利用時間の長さ、夜間帯に入出庫するかなどによってうまく使い分けてみてください。
屋内外 | 屋外 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 原付バイク14台 |
原付バイク/一時 | 125cc以下 8時間まで200円 以降4時間毎100円 125cc超 8時間まで400円 以降2時間毎100円 |
住所 | 東京都荒川区西日暮里5-36 |
電話 | 03-6890-9522 |
備考 |
【日暮里エリア】自転車の放置禁止区域や撤去場所・返還方法を解説!
日暮里エリアは、近年では駅周辺の再開発により街並みが広くなりましたが、まだ路地が細い手狭な下町街区が残っているため、違法駐輪は交通や景観の妨げになりやすい地域と言えます。
現在では駐輪スペースの整備とともに放置車両は減少傾向にありますが、日暮里は長距離移動の鉄道路線が集まるエリアでもあるため、夜間帯の放置が目立っているのが現状です。
もちろん日暮里駅、西日暮里駅ともに、以下の広い放置禁止エリアが囲んでいます。
万一撤去されてしまうと、以下のような保管場所までわざわざ行き、高い手数料を払って返還してもらうことになるのでくれぐれも注意してください。
特に荒川区は、返還手数料が他の自治体と比べて自転車・原付ともにかなり割高なので注意が必要です。
このように「ほんの少しのあいだだから・・」とお金や手間を惜しんで撤去されてしまうと、かえってそれ以上の労力とコストがかかってしまうものです。
くれぐれも “急がば回れ” の気持ちで、記事も参考にしながら駐輪場利用を心がけてみてください。
まとめ
日暮里エリアは大通りの交通量が多いうえに、少し道を入ると下町の細い路地に人通りがあふれているため、自転車の利用はとても気を使う市街地です。
また山手台地に一部かかるため、特に谷中銀座などもある線路西側の寺町エリアは坂や階段も多いので、自転車は駅周辺に置いて徒歩で散策するのがおすすめと言えます。
駐輪ポイントとしては、各駅の近くに自転車(❶❸)と二輪車施設(❷❼)がひとつずつあり、特に自転車施設はキャパシティやしっかりした無料時間があるので、迷わず覗いてみるといいでしょう。
また二輪車施設は記事でもふれたように、天候や利用時間の長さ、夜間帯に入出庫が必要かなどで、チョイスするといいでしょう。
乗り入れ路線:JR山手線・JR京浜東北線・JR常磐線・京浜本線・東京メトロ千代田線・日暮里舎人ライナー
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