京浜エリアの主要都市や湘南行楽地への好アクセス路線が接続する藤沢市の湘南台は、自然環境も豊かな人気ベッドタウンとして知られています。付近には多数の有名大キャンパスもかかえ、各種施設が充実した市街地は若い活気にも包まれています。
そこで今回は、そんな湘南台駅周辺で定期利用できるおすすめ駐輪場を紹介します。各駐輪場の紹介はもちろん、料金比較・ワンポイント情報まで地図や表・写真で分かりやすくお届けしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。(初出稿 2020年5月30日)
※もし定期の順番待ちのあいだ一時利用をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。
【湘南台】定期駐輪場まとめ( 一覧マップ・料金リスト・各駐輪場プロフィール)
【湘南台駅】おすすめ定期駐輪場3選!
❶ 湘南台駅西口自転車駐車場
西口前のマンションエリアに囲まれた市営の立体駐輪場であり、自転車収容力では地域最大の施設です。線路西側では唯一の定期施設になり、立体建屋なのもここだけなので、エリア最安月額の3階という選択肢もあります。また夜間閉場する東口地下(❷)に対して、こちらなら24時間いつでも出入りできる安心感もあります。表通りに出れば出入り階段(B出口)もすぐですし、電動やマウンテンバイクなど特殊自転車の区画分けもしっかりされているのもうれしい点です。
屋内外 | 屋内 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車2310台 |
自転車/一時 | 1日100円 |
自転車/定期 | <地階・1階> 1か月 2000円 <2階> 1か月 1800円 <3階> 1か月 1500円 |
住所 | 神奈川県藤沢市湘南台2-11-3 |
電話 | 0466-44-2920 |
備考 |
❷ 湘南台駅東口地下自転車駐車場
駅前広場の地下に整備された市営の自転車施設です。駅構内や地下広場、自由通路にも直結するロケーションなので、通勤・通学利用にもっとも適した定期施設と言え、また学割がある唯一の自転車置き場でもあります。そんな条件の良さから順番待ちになることがほとんどですが、そんな際は1日100円の一時区画を利用をしながら順番を待つといいでしょう。なおこちらは夜間閉場するので注意ですが、列車の運行時間はカバーしているのであまり問題はないはずです。
屋内外 | 屋内(地下) |
営業時間 | 5:00-25:00 |
台数 | 自転車763台 |
自転車/一時 | 24時間毎100円 |
自転車/定期 | <一般> 1か月 2000円 <学生> 1か月 1800円 |
住所 | 神奈川県藤沢市湘南台1-43-13 |
電話 | 0466-43-8591 |
備考 |
❸ T-park 月極駐輪場
東口よこのオーケーストアなども入居する民間の立体駐車場には、自転車やバイクの月ぎめ区画も1~2階にあります。自転車区画については市営のほうが割安感がありますが、なんと言っても湘南台エリアで二輪の月ぎめができる貴重な施設になります。特に原付やミニバイクの収容力は頼りになりますし、大きめバイク区画も35台分完備します。駅チカ立地の屋内スペースは利便性も抜群なので、特に二輪車で通勤・通学される方はぜひチェックしてみてください。
屋内外 | 屋内 |
営業時間 | 24時間 |
台数 | 自転車76台 二輪車約400台 |
自転車/定期 | 1か月 3600円 |
原付バイク/定期 | <2階・Aエリア(160cc以下)> 1か月 5800円 <2階・Bエリア(全排気量)> 1か月 8800円 |
住所 | 神奈川県藤沢市湘南台1-43-16 |
電話 | 0466-46-0910 |
備考 | 初回ICカード登録手数料として別途1000円要 |
【湘南台】定期駐輪場の申し込み方法や空き情報!
湘南台駅周辺の定期駐輪場は、西口側に市営施設がひとつ、東口側には市営と民間駐輪場が1か所ずつあります。
このうち市営駐輪場(➊❷)は、公益財団法人 藤沢市まちづくり協会が管理指定を受けており、申し込みは各駐輪場の窓口で書類記入して、契約時に料金を支払う形になります。
もし希望の駐輪場に空きがない場合は順番待ちになりますが、協会のホームページでは毎月の空き情報をPDFにて公開しているので、目安にしてみてください。
※藤沢市まちづくり協会ホームページより
また民間施設のT-park(❸)に関しては、オンラインの専用フォームから問い合わせや予約・申し込みが可能なので、まずは施設詳細を公式ホームページにてよく確認のうえ、問い合わせや予約申し込みをしたのち、管理事務所にてパスカード等の発行手続きをしてください。
まとめ
名前のとおり相模原台地のうえに広がる湘南台の中心エリアは、引地川、境川の両河川側に向かってやや下ってはいくもののおおむね平坦な地形ですし、周辺にはサイクリング環境も整っていることから、「自転車のまち」を標榜する藤沢市のなかでも自転車の乗り入れがさかんな区域です。
※地理院地図より引用
特に駅の開設を契機として区画整理が進んだコンパクトな市街地は、細かく番号がふられたきれいな道路が規則正しく敷かれているため、自転車や原付でも容易に駅アクセスが可能です。
ただし、碁盤状の街区は道路の交差ポイントが多いということでもあるので、歩行者との事故リスクには一般的な市街地よりいっそうの注意が必要になります。
また湘南台エリアは、線路東西の交通がほぼ分断されているのが難点と言え、自転車や二輪が往来できる連絡道や跨線橋、踏切等も一切ないので、特に線路をまたいだ自転車施設の検討は基本的には厳しくなります。
定期や月極駐輪場については、記事でお分かりのように選択肢がほとんどありませんし、特に東口の地下(❷)などは常に稼働率が高いのが難点と言えます。
もし希望する施設が順番待ちになるようでしたら、別記事(一時利用おすすめ駐輪場)なども参考に、手ごろな時間貸しスペースを活用しながら、空くのを待つようにしてみてください。
乗入れ路線:小田急江ノ島線・横浜市営地下鉄ブルーライン・相鉄いずみ野線
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